使用上の注意 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ データ ディクショナリ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-30
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B035-1092
Product Category
Software
Teradata Vantage

WITH OBJECTSオプションを使用すると、DBQLは、クエリーで参照されるデータ オブジェクトごとに1行をDBQLObjTblと、関連するビューQryLogObjectsVに記録します。オブジェクトは、データベース、データ テーブル、列、セカンダリ インデックス、結合インデックス、またはジャーナル テーブルです(オブジェクトがセカンダリ インデックスである場合、名前でなくその番号が記録されます)。DBQLは、SQL文自体ではなく、最適化ルーチンから使用カウントを取得します。最適化ルーチンがオブジェクトにアクセスした回数が記録されます。オブジェクトがリクエストされた場合、オブジェクト情報は、クエリーに使用された各オブジェクトにつき1行を含むDBQLテーブルに格納されます。

問合わせの処理中にシステムが使用するDBCデータベースのテーブルと列については、DBQLオブジェクト行内にテーブルと列の名前は反映されません。 これは、例えば、CREATE TABLEまたはSELECT FROM DBC.xxxなどの文はDBCのテーブルおよび列を処理するため、DBQLを通じてオブジェクトが記録されないことを意味します。

オブジェクトが要求された場合、オブジェクト情報は、問合わせに使用された各オブジェクトにつき1行を含むDBQLテーブルに格納されます。

要求されるオブジェクト 結果
インデックス 名前ではなくフィールドIDが記録されます。
  • 名前ではなくフィールドIDが記録されます。
  • オブジェクトIDは、システム全体で固有でないフィールドIDを特定するために使用できます。

オブジェクト頻度をロギングすることもできます。オブジェクト頻度とは、オブジェクトが問合わせ内で使用されている回数です。

ObjectTypeの可能値

説明
Agg ユーザー定義集約関数
AgS ユーザー定義集約STAT関数
Aut セキュリティ許可
Col
DB データベース
GLP GLOPセット
HIx ハッシュ インデックス
Idx インデックス。各インデックスには、データベース名、テーブル名、列名があります。ObjectId列は表の識別子、ObjectNum列はそのテーブル内のインデックスの番号です。複数列インデックスの場合、インデックスで問合わせが使用した各列に1行が使用されます。例えば、インデックスが3列で構成され、問合わせがその3つすべてを使用する場合、列名がそれぞれ異なる行が3行あることになります。COLLECT STATISTICS、ALTER PROCEDURE、SHOW PROCEDURE、またはSELECT COUNT(*)などの文のインデックスについては、列名はNullになります。
JIx 結合インデックス。各結合インデックスでは、ObjectTableNameフィールドにデータベース名と結合インデックス名があります。これらの行では、ColumnNameが結合インデックスによって参照される列を示します。
  • ObjectTypeは‘JIx’。
  • ObjectIdは結合インデックスのIDに一致します。
  • ObjectNumは0です。
Jrl ジャーナル
Mac マクロ
NoT タイプなし(不明)
SP ストアド プロシージャ
Sta ユーザー定義STAT関数
Tab テーブル
TbF テーブル関数
Tmp 一時
TbO テーブル演算子
TbC コントラクト関数けいやくかんすう
Trg トリガー
UDF ユーザー定義関数
UDM ユーザー定義メソッド
UDT ユーザー定義タイプ
Viw ビュー
Vol 揮発テーブル
XSP 外部ストアド プロシージャ

TypeOfUseの可能値

説明
1 意味解釈ルーチンで検出
2 クエリー処理中にアクセス
3 参照、アクセス
4 条件テキストで検出
6 アクセス、条件付き
7 参照、アクセス、条件付き
8 内部結合条件で検出
10 アクセス、内部結合
14 アクセス、条件付き、内部結合
16 外部結合条件で検出
18 アクセス、外部結合
22 アクセス、条件付き、外部結合
30 アクセス、条件付き、内部結合および外部結合
32 合計ノードで検出
34 アクセス、合計
38 アクセス、条件付き、合計
46 アクセス、条件付き、合計、内部結合
54 アクセス、条件付き、合計、外部結合
64 完全外部結合条件で検出
70 アクセス、条件付き、完全外部結合
102 アクセス、条件付き、合計、完全外部結合