各データベース オブジェクトに関する情報はシステム テーブルに保存されます。
システム テーブルは直接変更できず、システムがデータベースの整合性を管理、保守するために使用します。
システム テーブルの情報は、Teradata Databaseに保存されているオブジェクトとユーザー データの作成、アクセス、変更、実行のために使用されます。
プライマリ システム テーブルには以下が含まれます。
- Dbase:このテーブルには、システムにインストールされた各データベースに関する情報が含まれます。データベース情報には、このデータベースに関連付けられた名前(データベース名、所有者名、アカウント名など)、タイムスタンプ、パスワードなどが含まれます。
- DataBaseSpace:このテーブルには、各データベースのスペース割り当てが含まれます。
- TVMおよびTVFields: この2つのテーブルには、データベースに保存されているすべてのテーブル、マクロ、およびその他のオブジェクトが含まれます。
- Accessrights:このテーブルには、データベースに保存されている各オブジェクト タイプのユーザー アクセス権に関する情報が含まれています。
Teradata databaseは、以下のデータベース オブジェクトをサポートします。
- SQLで記述されたストアド プロシージャおよびC/C++とJavaで記述された外部プロシージャ。
- ユーザー定義型(UDT)、ユーザー定義関数(UDF)、およびユーザー定義メソッド(UDM)。これらの関数とメソッドは、必要とされるどのようなタイプのデータの処理と操作でも実行するツールセットになります。
これらのオブジェクトの詳細については、データベース オブジェクトを参照してください。