基本処理 - Parallel Transporter

Teradata Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
dita:mapPath
ja-JP/eho1512702793064.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/eho1512702793064.ditaval
dita:id
B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata PTは、Teradata PTオペレータまたはアクセス モジュールを使用して、Teradata Databaseまたはその他のデータ ストア内のアクセス可能なデータベース オブジェクトにデータをロードできます。また、これらのデータベース オブジェクトやデータ ストアからデータをエクスポートすることもできます。

単一のTeradata PTジョブで複数のターゲットを使用できます。 Teradata PTジョブのデータ ターゲットまたはデータの宛先は、以下のいずれかになります。

  • データベース(リレーショナルと非リレーショナルの両方)
  • データベース サーバー
  • データ記憶装置
  • ファイル オブジェクト、テキスト、およびカンマ区切り値(CSV)
    ネットワーク接続クライアント システムのTeradata PTでは、すべての機能において完全なテープ サポートは使用できません。 テープを使用してデータをインポートまたはエクスポートするためには、テープ デバイスとインターフェースするためにカスタム アクセス モジュールを記述する必要があります。 カスタム アクセス モジュールの作成方法については、<Teradata Tools and Utilities Access Module プログラマ ガイド、B035-2424>を参照してください。

ジョブ スクリプトが実行されると、Teradata PT は、次の処理を行なうことができます。

  • ジョブ スクリプトの文を解析します。
  • 内部コンポーネントを初期化します。
  • 以下を実行して、ジョブを完了する並列プランを作成、最適化、および実行します。
    • 要求されたオペレータ オブジェクトのインスタンスの作成
    • オペレータ インスタンスを相互接続するデータ ストリームのネットワークの作成
    • オペレータの実行の調整
  • チェックポイントと再始動処理を調整します。
  • Teradata Databaseが再始動を発信すると、自動的にジョブが再始動します。
  • 処理環境を終了します。

Teradata PTジョブでは、データ ソースと宛先の間で、次の処理を実行できます。

  • 並列データ ストリームを使用した、特定データ オブジェクトの抽出、格納、転送
  • 複数の並列データ ストリームの併合または分割
  • 複数のターゲットをロードするためのデータ ストリームの重複
  • データのフィルタ処理、条件処理、洗浄