SELECT文での単純なデータ条件設定 - Parallel Transporter

Teradata Parallel Transporter ユーザー ガイド

Product
Parallel Transporter
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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ja-JP/eho1512702793064.ditamap
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B035-2445
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata PTスクリプトは、単純な各種のデータ条件設定タスクを実行できます。 フィルタ オペレータを必要としない条件設定タスクは、ジョブ スクリプトの実行セクションで指定されます。

次のテーブルに、SELECTを使用したデータ条件設定の例、およびそれぞれに対応する構文を示します。

SELECTを使用したデータ条件設定の構文
フィルタリング タスク コード例
列名を"price"から"original price"に変更する。
SELECT price AS original_price
他の列、リテラル、任意の式などの値に基づいて新しい値を列に割り当てる。例えば、標準価格の20%引き価格の計算。
SELECT price*0.8 AS discounted_price
列にNULL値を割り当てる。
SELECT NULL(VARCHAR(n)) AS product_name

ここで、nはDEFINE SCHEMA文に定義されたVARCHAR列のサイズです。

連結演算子(||)を使用して列を連結する。例えば、郵便番号と電話番号を同じ列にロードして顧客番号を作成する。
SELECT AREA_CODE||PHONE_NUMBER AS CUSTOMER_NUMBER
ソースに存在しない列に値をロードする。例えば、"JOB_ID"という列に値"123"を入れる。
SELECT '123' as JOB_ID
CASE値式を使用して、対応する入力行の列に対する条件に基づいて、出力行の列に別のを割り当てる。
APPLY 'INSERT INTO SALES_TABLE (original_price, discounted_price, product_name)' TO OPERATOR (UPDATE_OPERATOR [4])
SELECT price AS original_price, price*0.8 AS discounted_price,
CASE WHEN product_name = ' ' THEN NULL(VARCHAR) ELSE product_name
END AS product_name
FROM OPERATOR (DATA_CONNECTOR [2])

コマンド構文の詳細については、<Teradata Parallel Transporterリファレンス、B035-2436>の「APPLY文」を参照してください。