始動/再始動メッセージ - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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ja-JP/qxr1512078764562.ditamap
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ja-JP/qxr1512078764562.ditaval
dita:id
B035-1102
Product Category
Software
Teradata Vantage

始動時には、始動の進行状況とTeradata Databaseシステム状態を報告するメッセージが表示されます。この報告には、以下の回復プロセス メッセージも含まれます。

H005 Control AMP 001-2

98/02/06  11:35:31  Running DBS Version: 14.00.00.00
98/02/06  11:35:31  Running PDE Version: 14.00.00.00
98/02/06  11:35:32  Current DBS config maps are synchronized (Version: 11)
98/02/06  11:35:32  New DBS config maps are synchronized (Version: 11)
98/02/06  11:35:32  AMP 0000 has been selected as the Control AMP
98/02/06  11:35:33  Initializing DBS Vprocs
98/02/06  11:35:36  Configuration is operational
98/02/06  11:35:36  Starting AMP partitions
98/02/06  11:35:40  Connection accepted
98/02/06  11:36:02  Voting for transaction recovery
98/02/06  11:36:05  Recovery session 1 contains 77 rows on AMP 0000
98/02/06  11:36:16  Starting transaction recovery
98/02/06  11:36:18  Completed transaction recovery
98/02/06  11:36:18  Starting PE partitions
98/02/06  11:37:03  System is operational
98/02/06  11:37:05  Users are logged on
98/02/06  11:37:05  Logons are enabled

次のテーブルでは、これらのメッセージと他のメッセージがリストされて説明されています。

メッセージ 意味
1 - AMP mmmm in cluster nnn is back online
指定されているオフラインのAMPがオンラインに戻りました。
2 - AMP mmmm is in offline catchup
AMPはオフライン更新モードになっています。
3 - AMP mmmm is in online catchup
AMPはオンライン更新モードになっています。
4 - AMP mmmm not brought online for the following reason(s):
以下のうちの1つです。
  • ZZ,ZZZ,ZZ9の変更済み行ジャーナル カウントが3000行を超過する。
  • 少なくとも1つの“長時間”実行順序付きジャーナル レコードが残る。
  • 少なくとも1つのHUTロックがクラスタ内に存在する可能性がある。
  • 少なくとも1つの2フェーズ コミット トランザクションが不確定である。
5 - Completed transaction recovery
オンラインAMPのトランザクション回復が完了しました。
6 - Recovering down AMPs
回復プロセスにより、AMP上のオフライン更新のテーブルを更新中です。
更新回復モードで障害AMPがない場合、このメッセージは表示されません。
7 - Recovery session 1 contains 103 rows on AMP 0001
この回復セッションで、一時ジャーナル内にいちばん多くの行があるのはAMP 0001であることを示しています。同じ回復セッションでは、他のAMPにも同様の行があるか、または行の数は少なくなります。このカウントは、Teradata Databaseシステム始動時に、どのくらいの行が一時ジャーナルに入っているかを反映します。これは、必ずしも行ごとに1つのロールバック アクションを実行しなければならないということではありません。
8 - Starting transaction recovery
トランザクション回復がオンラインAMPで開始しています。
9 - Startup will wait for recovery to complete
ユーザーがCOLDWAIT再始動を開始しました。
10 - Voting for transaction recovery
アプリケーション ソフトウェアが、直前の操作で未完了のトランザクションが残されていないか判別しています。ボート(Vote)とは、それぞれのAMPが進行中のトランザクションを検査するときに使うプロセスのことです。未完了のトランザクションはロールバックされる必要があります。