DULのコマンド構文
dulコマンドはピリオドで始めるか、またはセミコロンで終了する必要があります。次のようにピリオドとセミコロンの両方を付けることもできます。
.SHOW VERSIONS SHOW VERSIONS ; .SHOW VERSIONS ;
DULのコマンド カテゴリ
dulコマンドは、次の2種類に分類できます。
- セッション制御
- データ処理
以下のテーブルには、セッション制御コマンドの機能が要約されています。
コマンド | 関数 |
---|---|
ABORT | LOADまたはUNLOADコマンドをアボートします。 |
DATABASE | デフォルトのデータベースを変更します。 |
HELP | dulコマンドとダンプ データベースに関する情報を表示します。 |
LOGOFF、ENDまたはQUIT | Teradata Databaseのセッションを終了して、dulユーティリティを終了します。ENDコマンドとQUITコマンドは、LOGOFFの別名です。 |
LOGON | Teradata Databaseのセッションを開始します。 |
.OS | ホストのオペレーティング システムにコマンドを実行依頼します。 |
SHOW VERSIONS | dulソフトウェア モジュールのリリース バージョンを表示します。 |
SHOW CONTROLS | ユーザーが構成可能な現行の設定を表示します。 |
以下のテーブルには、データ処理コマンドの機能が要約されています。
コマンド | 関数 |
---|---|
DROP | ダンプ テーブルをTeradata Databaseから削除します。 |
LOAD | 取り外し可能メディアからTeradata Databaseシステムへダンプ データをロードします。 |
NOSPOOL | データベースのNOSPOOL機能を使用して、crashdumpテーブルをダンプします。 |
SEE | ダンプの内容に関する統計を報告します。 |
SELECT | 選択基準を設定します。 |
UNLOAD | Teradata Database上のテーブルからホスト上のファイルへダンプ データをアンロードします。 |
MULTIFILE | UNLOAD操作とLOADの操作のそれぞれにおいて、定義されたサイズの複数の分割ファイルの生成か、その読み取りを行なうようDULに指示します。 |