目的
クライアント埋め込みSQLアプリケーション プログラムにSQLコミュニケーション領域(SQLCA)を定義します。
呼び出し
実行不可プリプロセッサ宣言。
埋め込みSQLのみ。
構文
ANSI準拠
INCLUDE SQLCAは、ANSI/ISO SQL:2011規格に対するTeradataの拡張機能です。
許可
なし。
INCLUDE SQLCAの使用上のルール
- Teradataセッション モードで操作する場合、埋め込みSQLアプリケーション プログラムにSQLコミュニケーション領域を正確に1つだけ宣言する必要があります。
INCLUDE SQLCA文か、それと同等のユーザーが定義した宣言のどちらかを使用することができます。
- ANSIセッション モードで操作する場合、Preprocessor2はINCLUDE SQLCA文にエラーとしてフラグを立てます。
ANSI/ISO SQLでは、SQLSTATEという名前の結果コード変数を明示的に定義する必要があります。
ANSIモードで操作する場合、エラー コードを受け取るためにSQLCODE結果コード変数を定義することもできます。
ANSI/ISO SQLでは、SQLCODEはサポートされなくなりました。
- EXEC SQL接頭辞と適切な終了子も含め、完全なINCLUDE SQLCA文を1行で指定しなければなりません。
文の各語を区切るために使用できるのは埋め込み文字だけです。
その行に他の文を入れることはできません。
- Preprocessor2は、INCLUDE SQLCA文をSQLコミュニケーション領域の適切な言語定義で置き換えます。
- COBOLで作成されたアプリケーションの場合、SQLコミュニケーション領域の宣言をWORKING STORAGE SECTIONに置く必要があります。
関連トピック
以下に関する詳細な情報
- SQL結果コードについては、結果コード変数、SQLコミュニケーション領域(SQLCA)、およびSQLSTATEのマッピングを参照してください。
- SQLSTATEについては、SQLSTATEを参照してください。
- SQLCODEについては、SQLCODEを参照してください。