Preprocessor2は、SQL文字列を、入力でも出力でもない第3のホスト変数として扱います。
定義
SQL文字列は、埋め込みSQL文を完成させるために使用する一連の文字の集りです。これは、テーブルの行内のフィールドに対応していないので、入力変数でも出力変数でもありません。
ホスト変数としてのSQL文字列
SQL文字列は、いくつかのホスト言語がそれらに対して特別なルールを適用するので、独立したカテゴリのホスト変数です。これらのルールは、<Teradata® Preprocessor2埋め込みSQLプログラマ ガイド、B035-2446>の言語ごとのセクションで詳しく説明されています。
文字列が埋め込みSQL文で参照される場合は、文字列の先頭にコロン文字を付ける必要がある場合があります。詳細は、<Teradata Vantage™ SQLデータ操作言語、B035-1146>の「構文規則」とこのセクションの個々の文の構文規則を参照してください。
文字列をホスト変数として使用する文
以下の表は、SQL文字列をホスト変数として使用する埋め込みSQL文をリストしています。
SQL文 | ホスト変数として使用するSQL文字列 |
---|---|
CHECKPOINT | チェックポイント ラベルをホスト変数として表わす場合 |
DATABASE | データベース名をホスト変数として表わす場合 |
EXECUTE IMMEDIATE | SQL文の文字列をホスト変数として表わす場合 |
LOGON | ログオン文字列の場合 |
PREPARE | SQL文の文字列をホスト変数として表わす場合 |
SET CHARSET | 文字セット名をホスト変数として表わす場合 |