Teradataのデータ型は、次のとおり分類できます。
- 事前定義データ型
- システムまたは事前定義データ型です。INTEGER、DECIMAL、FLOAT、VARCHAR、CHAR、BYTE、VARBYTEなどの従来のデータ型の集合です。これらはスカラー データ型です。
- ANSIユーザー定義型(UDT)
- ユーザー定義の固有の、構造化されたデータ型です。これらの型および関連するすべての機能の構成は、ユーザーによって定義されます。型は、CまたはC++で開発できます。ユーザーは、次のことを決定できます。
- CREATE TYPE文を使用してUDTを構成するデータ型。
- 型の関連付けを作成するための適切なルーチンの作成、CREATE CASTおよびCREATE ORDERING文の使用による順序付けおよびキャスティング機能。
- 型の関連付けを作成するための適切なルーチンの作成、CREATE TRANSFORM文の使用によるインポートおよびエクスポート動作(変換動作)。
ユーザーは、UDTに関連付けられている機能を強化するためのメソッドも作成できます。
- 複合データ型(CDT)
- Teradataによって提供されるデータ型には、UDTに対して次のように類似した機能があります。
- スカラーではありません。ほとんどの型で、リレーショナル形式の操作は適用されません。
- 個々のリテラル フォームがあります。
- 正式な仕様であるANSI標準で定義されている、またはTeradataによって指定されている、インポートおよびエクスポートのための形式があります。
- Teradataには、データ型の追加機能を提供するメソッドまたは関数が含まれることがあります。