目的
文字列のサーバー文字セットを指定します。
構文
ANSI準拠
CHARACTER SET句は、基本レベルでANSIに準拠しています。
インプリメンテーション定義の文字セットは、中間レベルでANSIに準拠しています。
列の内部記憶の定義のためのCHARACTER SETの使用
文字列のサーバー文字セットを定義するには、CREATE TABLE文内で文字列定義のCHARACTER SET句を使用します。
任意指定のこの句は、サーバーに格納された文字データの内部処理を定義しますが、クライアント、セッション、文字セットには関与しません。
CHARACTER SET句を省略した場合の列のデフォルトのサーバー文字セットは、テーブル内のデータにアクセスするユーザーが、CREATE USER文のCREATE USER文のDEFAULT CHARACTER SET句にどのように定義されているかによって異なります。詳細は、<Teradata Vantage™ SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>を参照してください。ユーザー用のデフォルト文字セットが指定されていない場合は、システム デフォルトで、言語モードに関連する文字セットが使用されます。つまり、標準言語モードの場合はLATIN、日本語モードの場合はUNICODEになります。
CHARACTER SETでサポートされるサーバー文字セット
- LATINサーバー文字セット
- UNICODEサーバー文字セット
- GRAPHICサーバー文字セット
- KANJISJISサーバー文字セット
- KANJI1サーバー文字セットTeradataの国際化計画に従って、今後、KANJI1サポートは推奨されず、近い将来に廃止されます。KANJI1をデフォルトの文字セットとして使用することはできません。システムはデフォルトのKANJI1文字セットをUNICODE文字セットに変更します。KANJI1の新規オブジェクトの作成は、高度に制限されています。KANJI1を使用するクエリーやアプリケーションの多くは、従来通り動作する可能性はありますが、KANJI1を使用するサイトはできるだけ早く別の文字セットに変換する必要があります。
制限
CHARACTER SET句はUDT列には使用できません。
CHARACTER SET句を使用した変換
CHARACTER SET句は、明示変換形式です。
CHARACTERデータの明示的な変換については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「TRANSLATE関数」の項を参照してください。
CHARACTER SET句を文字式で用いた場合、その式はまず暗黙変換ルールに従って変換され(<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>の中の「文字から文字への暗黙変換」の項を参照)てから、状況に応じて切り捨てられるかまたは拡張されます。
server_character_set | 変換結果におけるCHAR(n)またはVARCHAR(n)のnの単位 |
---|---|
|
文字 |
|
バイト |