目的
式の中でINTERVAL HOUR TO SECONDの値を宣言します。
構文
- sign
- (オプション)負の間隔を指定するためのマイナス記号。デフォルトは正です。
- string
- 時間数を表わす1～4桁の数字、1つのコロン、分の数を表わす2桁の数字を、この順で並べます。さらに、1つのコロンと秒を表わす2桁の数字が続きます。また任意選択で、1つの小数点と小数秒を表わす1～6桁の数字を続けて並べることもできます。小数秒を含める場合には、小数点が必要になります。スペース文字と復帰改行文字は、2つの単一引用符の内側には使用できません。時間数を表わす数字の場合、数字のみ構文解析されて数値に変換されます。例えば、'1.05'は'105'ととして扱われます。
ANSI準拠
INTERVAL HOUR TO SECONDリテラルはANSI SQL:2011に一部準拠しています。
ANSI定義では、任意指定の符号を2つの単一引用符の内側に入れます。Teradataの実装では、符号を単一引用符の外側に出します。
例: INTERVAL HOUR TO SECONDリテラル
次の例では、12時間37分12.123456秒を現在のシステム時刻から減算します。
SELECT CURRENT_TIME - INTERVAL '12:37:12.123456' HOUR TO SECOND; (Current Time(0)- 12:37:12.123456) ---------------------------------- 05:07:11+00:00
次のクエリーでは、最初の小数点は無視され、結果は10時間30分12.123456秒の間隔になります。
SELECT INTERVAL '1.0:30:12.123456' HOUR TO SECOND;