ターゲット データ型にタイムゾーンがないTIME[(n)]のAT句を指定すると、エラーが返されます。
ターゲット データ型がTIME[(n)] WITH TIME ZONEのAT句を指定した場合の、CAST関数、または各種の指定オプションに基づいたTeradata変換の結果を以下のテーブルに示します。ターゲットの精度がソースの精度より高い場合、精度を調整するために結果の末尾にゼロが追加されます。ターゲットの精度がソースの精度より低い場合、エラーが返されます。
指定内容 | timestamp_expressionのデータ型 | 結果 |
---|---|---|
AT LOCAL | TIME ZONEの有無は関係なし | ソースのtimestamp_expression (UTC)と、現在のセッションのタイムゾーンに基づくタイムゾーン変位から結果が生成されます。 timestamp_expressionのデータ型がタイムゾーンなしのときには、AT句を指定しない場合と同じ結果になります。 |
AT SOURCE (SOURCEはキーワードであり、列参照ではありません) |
TIME ZONEあり | ソースのtimestamp_expressionの時間部分(UTC)と、timestamp_expressionに関連付けられたタイムゾーン変位から結果が生成されます。 これは、AT句を指定しない場合と同じ結果になります。 |
AT SOURCE (SOURCEはキーワードであり、列参照ではありません) |
TIME ZONEなし | エラーが返されます。 |
AT SOURCE TIME ZONE | TIME ZONEあり | ソースのtimestamp_expressionの時間部分(UTC)と、timestamp_expressionに関連付けられたタイムゾーン変位から結果が生成されます。 これは、AT句を指定しない場合と同じ結果になります。 |
AT SOURCE TIME ZONE | TIME ZONEなし | エラーが返されます。 |
AT expression または AT TIME ZONE expression |
TIME ZONEの有無は関係なし | ソースのtimestamp_expressionの時間部分(UTC)と、expressionで定義されるタイムゾーン変位から結果が生成されます。 |
AT time_zone_string または AT TIME ZONE time_zone_string |
TIME ZONEの有無は関係なし | 結果はソースtimestamp_expression (UTC)の時間部分と、time_zone_stringに基づくタイムゾーン変位から生成されます。タイムゾーン変位は、time_zone_stringと、UTCでのtimestamp_expressionのTIMESTAMP値に基づいて決定されます。 |