ARRAY_SUMは、引数として配列式を取り、配列引数内の各構成要素の値を加算した総合計を表わすスカラー値を返します。配列引数の構成要素のタイプは数値でなければなりません。適用範囲の参照を指定する場合は、合計は指定された適用範囲内にある構成要素のみに適用されます。
影響を受ける構成要素は、条件式によるフィルタ処理はできません。そのため、ARRAY_SUMを呼び出すSELECT文では、WHERE句に配列リレーショナル式を含めてはいけません。
配列引数にNULL構成要素があると、その構成要素は無視され、計算には考慮されません。配列引数に初期化されていない状態にある構成要素が含まれている場合、エラーが返されます。適用範囲の参照を使用して、初期化されてない構成要素を持つ配列の範囲の参照を回避するか、初期化されていない構成要素をNULLに設定します。これは、OEXTENDメソッドを使用して行なえます。OEXTENDを参照してください。
array_exprがNULLの場合、この関数はNULLを返します。