Parallel Upgrade Tool (PUT)を使用するか、rpmツールを使用して手動で、すべてのTeradataノードにソフトウェア パッケージをインストールすることができます。
PUTを使用してパッケージをインストールする
前提条件:
- Java要件に準拠するため、PUTバージョン3.6以降をTeradata Databaseシステムにインストールする必要があります。
- WebブラウザでJavaを有効にする必要があります。
Teradata DatabaseシステムのすべてのノードにrpmをインストールするにはPUTを使用します。
- ブラウザから、アドレス行にPDNノードIPアドレスまたは名前を入力して、対象のTeradata Database PDNノードに接続します。 例えば、システムの名前をtdSystem、PDNノードの名前をtdSystem 1とする場合、ブラウザ アドレス行に以下を入力します:
tdSystem1:8080/put
- PUT画面が表示されたら、Install/Upgrade Software(ソフトウェアのインストール/アップグレード)を選択します。
- 各画面でデフォルト設定(Typical Installation(通常インストール)など)を受け入れ、ノードの選択画面が表示されるまでプロンプトが表示されたらNext(次へ)を選択します。
- Select Nodes(ノードの選択)画面で、すべてのシステム ノードがSelected(選択済み)領域にあるかどうかを確認します。ない場合、左側のペインでSelect All(すべて選択)をクリックしてシステムで使用可能なノードをすべて選択し、それらを>>ボタンを使用して、Selected(選択済み)領域に移動します。Next(次へ)を選択します。
- 各画面でデフォルト設定を受け入れます。PDNノードでスプール フォルダとして/var/opt/teradataディレクトリを選択します。Enter Source for New Packages(新規パッケージのソースの入力)画面が表示されるまで、プロンプトが表示されたらNext(次へ)を選択します。
- Enter Source for New Packages(新規パッケージのソースの入力)画面のNew Packages Path(新しいパッケージのパス)フィールドで/tmpを指定します。これはパッケージが存在するディレクトリです。次にNext(次へ)を選択します。
- 各画面でデフォルト設定を受け入れ、TVI Discovery(TVI検出)画面が表示されるまで、プロンプトが表示されたらNext(次へ)を選択します。プロンプトが表示されたら、does not set a Maintenance Window on any system(すべてのシステムにメンテナンス ウィンドウを設置しない)ボタンを選択します。次にNext(次へ)を選択します。
rpmツールを使用したパッケージのインストール
次の順番ですべてのノードにパッケージをインストールします。
- Fortranパッケージ
- psh rpm –U /tmp/libgfortran43-4.3.4_20091019-0.7.35.x86_64.rpm
- psh rpm –U /tmp/gcc43-fortran-4.3.4_20091019-0.7.35.x86_64.rpm
- psh rpm –U /tmp/gcc-fortran-4.3.4_20091019-0.7.35.x86_64.rpm
- Rインタープリタ
- psh rpm –U /tmp/R-3.2.1-1.x86_64.rpm
- 使用するTDBMSのバージョンに対応するTeradata-udfGPLパッケージ。例えば、次のようになります。
- psh rpm –U /tmp/teradata-udfgpl-15.10.xx.xx-1.0.x86_64.rpm
- (オプション) Rアドオン パッケージ