関数と地理空間データ型 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ SQL外部ルーチン プログラミング

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/uhh1512082756414.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/uhh1512082756414.ditaval
dita:id
B035-1147
Product Category
Software
Teradata Vantage

Teradata Databaseでは地理空間データ型ST_GeometryおよびMBRをUDTとしてを実装していますが、それらはDISTINCT型でもTRUCTURED型でもありません。地理空間データ型は、Teradata独自の内部UDT(システム定義型、すなわちSDTと呼ばれる)であるため、外部ルーチンのパラメータ型や戻り値のデータ型として使用するのは有効ではありません。

外部ルーチンに地理空間の値を渡す必要のあるアプリケーションは、外部ルーチンに受け渡すことのできるデータ型としてST_Geometry型またはMBR型のメソッドを好きな数だけ使用して、表現の全体または一部を取得できます。

UDFの条件 受け渡す値
テキスト形式によるST_Geometry型の表現全体 ST_Geometry型の値の一般的なテキスト表現。ST_AsTextメソッドの呼び出しを使用。
バイナリ形式によるST_Geometry型の表現全体 ST_Geometry型の値の一般的なバイナリ表現。ST_AsBinaryメソッドの呼び出しを使用。
ST_Geometry型の値の一部(例えば、ST_PointのXまたはY座標) 対応するメソッドの呼び出し(例えば、ST_XまたはST_Y)により取得する値。

一般的なテキスト形式、一般的なバイナリ形式、メソッド、関数、ストアド プロシージャなど、Geospatialタイプの詳細については、<SQL地理空間タイプ>を参照してください。