この機能により、ゲートウェイは次を行なうことができます。
- Teradata Databaseネットワーク セキュリティ ポリシーをサポートしていない古いクライアント ソフトウェアまたはプロキシからのログオンを許可します。
これにより、データベースからのセキュリティ ポリシーを受け入れることができる新しいクライアントと、それを受け入れることができない古いクライアントとを混在させることができます。Gateway Control(gtwcontrol)オプションは、自動的にフォローできないセキュリティ ポリシーが設定されている場合でも、古いクライアントがログオンできるように設定できます。
- これらの古いクライアントを識別するメッセージをログに記録します。
デフォルトでは、この機能は無効になっています。有効にするには、gtwcontrol --secpcynotsupported suboptionsを使用します。
利点
- 顧客はすぐにアップグレードまたは交換できない古いクライアントを引き続き使用できます。
- 顧客はネットワーク セキュリティ ポリシーを使用する場合に、手動で構成、アップグレード、または交換する必要がある古いクライアントを識別できます。
考慮事項
- Teradata Databaseネットワーク セキュリティ ポリシーをサポートしていないプロキシは、それよって接続されているクライアントをこの機能が処理する方法に影響を与えます。ただしそれははっきりとは分からない場合もあります。詳細については、追加情報で参照されているドキュメントを参照してください。
- ロギングの影響:
- ゲートウェイ ログのロギングの量を増やします。
- この情報は、セッションのゲートウェイによってその独自のノード上の現在のログに(他のエントリとともに)記録されるので、ログ ファイル全体に分散されます。
- この情報は一時的なものです。再起動時には新しいログが開かれます。または古いログが一定のサイズに達したときには、ゲートウェイが新しいログを開くと7日以上経過したログは削除されます。
追加情報
セキュリティ ポリシーに自動的に従うことができないクライアントのゲートウェイ サポートの詳細については、<Teradata Vantage™ NewSQLエンジンのセキュリティ管理、B035-1100>および<Teradata Vantage™ - データベース ユーティリティ、B035-1102>を参照してください。