Tableauなどのビジネス インテリジェンス ツールは、複数のSQL文を単一のリクエストにグループ化します。これらの大規模で長期間実行するリクエストが同時に実行される場合、AWTが消耗されて、それらのリクエストの後ろにあるスロットル遅延キュー内の短いリクエストが収集される可能性があります。
Teradata Viewpointワークロード管理の複文リクエスト分類基準に基づいて、複文要求の識別、分類、および管理を実行します。この分類基準に従って、以下を行なうことができます。
- 複文リクエストを固有のワークロードに分離して、短いリクエストとは別に管理できるようにする
- 除外オプションを使用して、複文リクエストが特定のワークロードに入るのを防ぎ、サービス レベルの目標を維持する
- 複文リクエストとみなされる最小数のSQL文をカスタマイズする
利点
- 複文リクエストの分類基準を他の分類基準と組み合わせて、より正確なワークロード管理を行なうことができます。
- DBQLogTblのTDWMMSRCountフィールドを使用して、複文リクエストの頻度とサイズをログに記録し、分析できます。
考慮事項
複文リクエストの分類は、リクエスト内のSQL文の数から次の文を無視します: BT、ET、COMMIT、およびNULL。
追加情報
複文リクエストの分類の詳細については、<Teradata Vantage™ ワークロード管理ユーザー ガイド、B035-1197>を参照してください。