ODBCディレクトリ - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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ja-JP/fxv1527114222338.ditamap
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

64ビット システムでのインストール時には、32ビット ディレクトリ、64ビット ディレクトリ、およびそれぞれのリリースに依存しないディレクトリに対してODBCディレクトリが作成されます。32ビット システムでは、32ビット ディレクトリのみ作成されます。32ビット ディレクトリおよび64ビット ディレクトリは、Teradata Tools and Utilitiesリリース ディレクトリの下に置かれます。リリースに依存しないディレクトリは、Teradata Tools and Utilitiesと同じディレクトリ レベルに作成されます。リリースに依存しないディレクトリにより、Teradata Tools and Utilitiesの将来のリリースをインストールする際に、odbc.iniファイルおよびodbcinst.iniファイルを変更することなくセットアップできます。

次の表に、32ビット ディレクトリおよび64ビット ディレクトリのサブディレクトリを示します。

ディレクトリ 内容
bin ODBC Driver for Teradataの管理およびサポートに使用される実行可能ファイルとスクリプトのホーム
include ドライバ マネージャおよびODBC Driver for Teradataのインクルード ファイル
lib ドライバ マネージャおよびODBC Driver for Teradataのライブラリ
locale ドライバ マネージャのメッセージ ファイル
ErrorMessages Teradata ODBCドライバ メッセージ カタログ
samples CおよびC++のサンプル アプリケーション

リリースに依存しないディレクトリの名前は、ODBC_32およびODBC_64のように大文字になっています。サブディレクトリは、32ビットおよび64ビットそれぞれのTeradata Tools and Utilitiesリリース ディレクトリへのシンボリック リンクです。ODBC_32インストールおよびODBC_64インストールには、Teradata Tools and Utilitiesのリリース パスを使用しないodbc.iniファイルとodbcinst.iniファイルがそれぞれ含まれます。目的のDSN設定値でodbc.iniをセットアップする際にはこれらのテンプレートを使用する必要があります。これらのファイルが存在しない場合、ユーザーは、別のTeradata Tools and Utilitiesリリースをインストールするたびに.iniファイルを更新することになります。特に、InstallDirおよびDriver用のodbc.iniテンプレートのパス値は、テンプレートで定義されているものである必要があります。これらの値は変更できません。新しいTeradata Tools and Utilitiesリリースがインストールされると、サブディレクトリは新しいシンボリック リンクで更新されます。

システムに複数のバージョンのドライバ(16.00と16.10など)をインストールしている場合、シンボリック リンクは、最も最近にインストールされたバージョンを参照します。