NUMBERデータ型 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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ja-JP/fxv1527114222338.ditamap
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ja-JP/fxv1527114222338.ditaval
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

データベースでサポートされている場合、ODBCでTeradata Database NUMBERデータ型を使用できます。Teradata Database NUMBER型はFixed NUMBERまたはFloating NUMBERのいずれかです。

NUMBERの種類 データベースの種類 説明
Fixed Number NUMBER (p, s) p桁の固定10進数(小数部分s桁)
NUMBER (p) NUMBER(p, 0)と同一
Floating Number NUMBER (*, s) 小数部分s桁の浮動10進数
NUMBER (*) 浮動10進数
NUMBER NUMBER (*)と同一

ODBCでは、NUMBER型は標準のSQL型として処理されます。Fixed NUMBER型は標準のSQL_DECIMAL型にマッピングされ、Floating NUMBER型はSQL_DOUBLE型にマッピングされます。つまり、適合するアプリケーションには、SQL_DECIMALまたはSQL_DOUBLEに対応する種類のデータベースがNUMBER型かどうかを通知する必要がないということになります。

データベースの種類がNUMBER型であることを示す情報をアプリケーションが必要とする場合は、Teradata ODBC固有データ型のコードを調べることができます。このコードは、SQLColAttributeとSQLGetDescFieldの記述子フィールドとして返されます。さらに、このコードは、SQLGetTypeInfo、SQLColumns、およびSQLProcedureColumnsからの結果セット内にあるTeradata固有の列として返されます。

Teradata ODBC固有のデータ型コードは以下のとおりです。
  • SQL_TD_FIXED_NUMBER (Fixed NUMBER用)
  • SQL_TD_FLOATING_NUMBER (Floating NUMBER用)
SQL_TD_FIXED_NUMBERとSQL_TD_FLOATING_NUMBERという名前は、tdsql.hファイルに定義されています。詳細については、<ODBC標準のTeradataの拡張>を参照してください。