Teradata ODBC Driver Advanced Options(Teradata ODBCドライバの詳細オプション)ダイアログ ボックスには、詳細な設定オプションが含まれています。
フィールド、チェック ボックス、ボタン | 説明 |
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Maximum Response Buffer Size(最大応答バッファ サイズ) | デフォルト = 65536 (64K) SQL要求用のTeradata応答バッファ サイズを制限する場合に使用する値を入力します。Teradataが有効範囲内のパケット サイズで結果を送信できない場合は、この値が動的に変更されることもあります。 Teradata DSNのオプションの“MaxRespSize=”オプションを参照してください。 |
Redisplay Reconnect Wait(再接続待機の再表示) | この機能は、ODBC Driver for Teradata 14.10で廃止されました。 |
TDMST Port Number(TDMSTポート番号) | デフォルト = 1025 Teradata Databaseにアクセスするためのポート番号をリストします。テクニカル サポートからの指示がない限り、この値は変更しないでください。 Teradata DSNのオプションの“TDMSTPortNumber=<整数>”オプションを参照してください。 |
Translation DLL Name(コード変換DLL名) | コード変換DLLのパスを指定します。コード変換DLLは、セッション文字セットとアプリケーション文字セットのコードを変換します。 |
Translation Option(コード変換オプション) | コード変換DLLのオプションを指定します。このオプションは、コード変換DLLによって使用されます。 |
Login Timeout(ログイン タイムアウト) | デフォルト = 20 ログインのためにTeradataとの仮想回路を確立する場合に、待機する秒数に対応する値を定義します。整数値を入力します。 Teradata DSNのオプションを参照してください。 |
ProcedureWithPrintStmt(プリント文を含むプロシージャ) | デフォルト = N ストアド プロシージャの作成時に、プリント オプションを有効にします。 Teradata DSNのオプションの“PrintOption=[N | P]”オプションを参照してください。 |
ProcedureWithSPLSource(SPLソースを含むプロシージャ) | デフォルト = Y ストアド プロシージャの作成時に、SPLオプションを指定します。 Teradata DSNのオプションの“SplOption=[Y | N]”オプションを参照してください。 |
Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) | Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) DSNオプションは、データベース名に対してDNSにいくつエントリが定義されているかを、ODBC Driver for Teradataに通知します。このオプションの初期値によって、ODBC Driver for Teradataがデータベース名をIPアドレスに解決する方法を制御します。この値を設定しない場合、デフォルト値は未定義(空)です。ODBC DSNに複数のデータベース名がある場合、Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ)オプションはすべての名前に適用されます。 ODBC DSNまたは接続文字列内で、名前ではなくIPアドレスによってデータベースが指定された場合、Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ)オプションは無視されます。データベースは、ODBCドライバの設定(Apple OS X)という名前の表で説明したName(s) or IP address(es)(名前またはIPアドレス)フィールドで指定します。
Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 最良の結果を得るには、未定義(デフォルト設定)を推奨します。この設定により、ODBC Driver for TeradataがDNSを動的に検索し、指定したデータベース名に対して使用できるすべてのCOPを見つけることができます。このアプローチを使用すると、将来的にTeradata Database (およびDNS)に追加された新しいノードを、ODBCを変更することなく、ODBC Driver for Teradataが自動検出します。 Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 0は、そのデータベース名に対するCOPエントリがDNSにないことを示します。データベース名は、名前によってのみ解決されます。COPサフィックスを使用した解決は試みられません。DNSを利用して負荷分散を行なう環境では、この動作が望ましいことがあります。DNSを負荷分散に使用する場合、管理者は、DNSを使用してデータベース名を解決するたびに異なるIPアドレスまたは複数のIPアドレスを異なる順序で提供するようDNSを構成することができます。 Data Source DNS Entries(データ ソースDNSエントリ) = 値。0以外の値は、データベース名に対するCOPエントリがDNSにあり、最後のCOPエントリがその値であることを示します。初めて接続を試みると、1と値の間の数字がランダムに選択されます。それ以降は接続のたびに1が加算されて次の数字になります(ラウンドロビン)。このアプローチでは、コストの大きいDNS解決の失敗は発生しません(コストはDNSの構成方法によって異なります)。ただし、後でDNSにエントリを追加した場合、指定した値を大きくしない限り、これらのエントリをODBC Driver for Teradataが検出することはありません。 |
Maximum Single LOB Bytes(単一LOBの最大バイト数) | デフォルト = 4000 1つのSLOB(CLOB、BLOB)アイテムの最大サイズを設定する値を入力します。 |
Maximum Total LOB Bytes Per Row(行ごとの最大総LOBバイト数) | デフォルト = 65536 1行あたりの全LOBの最大サイズを設定する値を入力します。 |
Enable DSN Tracing(DSNトレースの有効化) | このEnable DSN Tracing(DSNトレースの有効化)オプションは、DSNトレースを有効にするのか、または無効にするのかを制御します。
Path(パス): トレース ファイルの絶対パスを指定します。 デフォルトは/tmp/ODBC.Trace.xxxxxです。このエントリがない場合は、/tmp/ODBC.Trace.xxxxxというデフォルトのパス名が使用されます。xxxxxは、作成プロセスのPIDです。 |
Use TCP_NODELAY(TCP_NODELAYを使用する) | デフォルト = 選択 ODBC Driver for TeradataのTeradata DSNに有効です。 伝送制御プロトコル(TCP: Transmission Control Protocol)では、データの伝送を制御するためのTCP_NODELAYというオプションが提供されています。 Teradata DSNのオプションの“TCPNoDelay=[Yes | No]”オプションを参照してください。 |
Use NULL for Catalog Name(カタログ名にNULLを使用する) | デフォルト = 選択なし このオプションを選択した場合 - アプリケーションが値を渡した場合でも、すべてのCatalog API関数のCatalog NameパラメータにNULL値が渡されることが想定されます。 このオプションを選択せず、NULL値以外の値がCatalog Nameパラメータに渡された場合 - ODBC Driver for Teradataはエラーを返します。これは、Teradata Databaseがカタログをサポートしないことが理由です。 |
Enable Read Ahead(先読みの有効化) | デフォルト = 選択 このオプションを選択した場合 - ODBCドライバは、現在処理中の応答メッセージが最後ではない場合、データベースに次の応答メッセージを要求することによって先読みを実行します。データベースは任意の時点で各セッションに対してアクティブな要求を1つずつ持つことができます。アクティブな要求とは、実行中のSQL要求、または先行するSQL要求からの結果の次の部分に対する要求のことです。 このオプションを選択しない場合 - ODBCドライバは、ドライバで現在の応答メッセージの処理が完了したときにのみ、データベースに次の応答メッセージを要求します。 |
Retry system calls (EINTR)(システム呼び出しを再試行する(EINTR)) | デフォルト = 選択 このオプションを選択した場合 - SIGALRMなどのイベントによりソケット システム呼び出しが中断された場合に、ODBCドライバがこの呼び出しを再試行します。 このオプションを選択しない場合 - ODBCドライバは、ODBCアプリケーションにSQL_ERRORを返します。ODBCアプリケーションが、中断されたソケット システム呼び出しからの再始動を行ないます。 |
Custom options(カスタム オプション)グループ ボックス | |
Use DATE data for TIMESTAMP parameters(TIMESTAMPパラメータにDATA型データを使用する) | デフォルト = 選択なし このオプションを選択した場合 - ODBC Driver for Teradataは、SQL_C_TIMESTAMPおよびSQL_TIMESTAMPのようにバインドされているパラメータにDATEデータを送信します。 Microsoft Access Jetデータベースを使用しないアプリケーションでは、このオプションを有効にしないでください。 このオプションを選択した場合、SQL_C_TIMESTAMPデータは、DATE部分だけが入るように切り捨てられるため、上記の状況でのみ選択してください。 |
Enable Custom Catalog Mode for 2.x Applications(2.xアプリケーションのカスタム カタログ モードを有効にする) | デフォルト = 選択なし ODBCプログラマ リファレンスの仕様に準拠しないODBCドライバの欠陥を利用してCatalog APIの機能が実現されている、ODBC 2.xアプリケーションの下位互換性を保ちます。 SQLTables APIのSchemaName引数にNULL値が渡された場合の動作は、ODBCプログラマ リファレンスの仕様に記載されているように%検索が行なわれるのではなく、DBCというユーザーIDに属するテーブルおよびデフォルトのデータベース スキーマ名の検索が行なわれます。 |
Return Empty string in CREATE_PARAMS column for SQL_TIMESTAMP(SQL_TIMESTAMPのCREATE_PARAMS列に空の文字列を返す) | デフォルト = 選択なし SQL_TIMESTAMPデータ型のSQLGetTypeInfoで空のCREATE_PARAMS列が返され、MS-ACCESSでは、Create Table文でTIMESTAMPの精度を指定できなくなります。 |
Return max. CHAR/VARCHAR length as 32K(CHAR/VARCHARの最大長として32kを返す) | デフォルト = 選択なし SQL_CHARおよびSQL_VARCHARデータ型に対するSQLGetTypeInfoのCOLUMN_SIZE列に、値として32000(64000の場合もあり)が返されます。この結果、MS-ACCESSは、ODBC Driver for Teradataから返された列サイズを、数値をオーバーフローさせることなく扱うことができます。 |
ユーザーのDSNは~/Library/ODBC/odbc.iniファイルに保存されます。
システムDSNは/Library/ODBC/odbc.iniファイルに保存されます。