DATASETデータ型 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

DATASETデータ型は、Teradata Databaseのバージョン16.0からサポートされる複合データ型(Complex Data Type: CDT)であり、自己記述データの保存メカニズムを提供します。自己記述データには、生データとマッチング スキーマの両方が含まれています。スキーマとは、データの構造を記述するものです。スキーマは、テーブルの作成時などに事前に定義する必要はなく、データの挿入直前に定義したり、データ コンテナとしてデータとともにパッケージしたりすることができます。こうしたデータ アーキテクチャは、大まかに遅延バインドと呼ばれます。

最初のリリースである16.0では、DATASETデータ型の保存形式としてApache Avro形式が採用されていました。16.20より、Avroに加えてCSV保存形式もサポートされるようになります。DATASETデータは、Avroバイナリ形式またはCSV形式のDATASET列に挿入またはインポートできます。

SQL_TD_DATASET_AVROおよびSQL_TD_DATASET_CSVという名前は、tdsql.hファイルで定義されています。

DATASETデータはAvroバイナリ形式またはCSV形式として取得し、JSON形式に変換できます。