次の表に、文属性とこれに関連する値の一覧を示します。
文属性 | ValuePtrの内容 |
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SQL_ATTR_AGKR | 識別列に挿入するリクエスト(INSERT、INSERT ... SELECT、UPSERT、MERGE-INTO)の結果を指定するSQLUINTEGER値。これらのリクエストは、オプションで挿入行の識別列値を表わす結果セット(自動生成キー)を返すこともできます。 サポートされる値は次のとおりです。
このステートメント レベルの属性は、接続レベルSQL_ATTR_AGKR設定を継承して上書きします。 |
SQL_ATTR_DATA_ENCRYPTION | このSQLINTEGER文属性は、ステートメント レベルのデータ暗号化をON/OFFします。ステートメント ハンドルの下で行なわれるすべてのトランザクションに影響します。 サポートされる値は次のとおりです。
このステートメント レベルの属性は、接続レベルのデータ暗号化オプションを上書きします。例えば、特定のステートメント ハンドルに対するこの属性によって、接続レベルの設定にかかわらず暗号化をONまたはOFFにできます。同じ接続ハンドルの下にある他のすべてのステートメント ハンドルでは、接続レベルでの設定がデータ暗号化のデフォルトとして使用されます。 |
SQL_ATTR_TDATAODBC_SBU_ROWCOUNT | この属性は符号無しのBIGINT(SQLUBIGINT)です。行数が符号付き整数の最大値(0x7FFFFFFF)より大きい場合でも、32ビット アプリケーションは行数を取得できます。 |
SQL_ATTR_TRUSTED_SQL | SQL_ATTR_TRUSTED_SQLはSQLUINTEGER値です。 サポートされる値は次のとおりです。
SQL_ATTR_TRUSTED_SQL属性を使用して、(SQLExecuteまたはSQLExecDirectで)実行される次のSQLが信頼済みかどうかを指定できます。 SQL_ATTR_TRUSTED_SQLの値はデフォルトでSQL_FALSEであり、SQLExecuteまたはSQLExecDirectが作成されるとSQL_FALSEにリセットされます。 SQL_ATTR_TRUSTED_SQL属性は文属性です。 SQLSetStmtAttr()またはSQLGetStmtAttr()の呼び出し時は、StringLength引数またはBufferLength引数それぞれに対する値SQL_IS_UINTEGERに渡す必要があります。 信頼済みセッションのセクションも参照してください。 |