Teradata Wallet - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Teradata Walletを使用すると、クライアント システムのユーザーは、そのユーザーが格納したTeradata Databaseのパスワードにアクセスできるようになります。このとき、同じクライアント システムの他のユーザーが、これらのパスワードにアクセスすることは防止されます。

Wallet内の各エントリには、参照文字列と値(参照文字列と実際のパスワード)の2つの部分があります。このパスワードに関連付けられた文字列でクエリーを実行すると、Teradata Walletにより、そのエントリを作成したユーザーにパスワードが返されます。Teradata Walletの使用については、<セキュリティ管理ガイド、B035-1100>の最新版を参照してください。

ODBC接続関数は、Teradata Wallet参照文字列がパスワードや認証パラメータとして使用されたときには、その文字列を処理できます。参照文字列は、$tdwallet()トークンで囲まれている必要があります。

DSNへのWallet文字列の保存:

  • DSN Setup(DSN設定)ダイアログで、Wallet参照文字列をTeradata Wallet String(Teradata Wallet文字列)フィールドに入力します。
  • odbc.iniでは、Wallet参照文字列を$tdwallet()トークンで囲み、それをodbc.ini内のDSNの下でパスワードとして使用します。

Wallet文字列の接続関数での使用:

Wallet参照文字列は、パスワードや認証パラメータの代わりに(または、その一部として)使用できます。