Windows以外のマシンでODBCドライバ マネージャを指定する - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
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ja-JP/fxv1527114222338.ditamap
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B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

マシンでのドライバの読み込みに適切なODBCドライバ マネージャが使用されていることを確認するため、ライブラリ パスの環境変数を設定します。

macOS

macOSの場合は、ODBCドライバ マネージャのライブラリへのパスを含むようにDYLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。例えば、ライブラリを/usr/local/libにインストールしている場合は、次のコマンドを実行して、現在のユーザー セッションのDYLD_LIBRARY_PATHを設定します。

export DYLD_LIBRARY_PATH=$DYLD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib

永続的に環境変数を設定する方法については、macOSシェルに関するマニュアルを参照してください。

Linux

Linuxの場合は、ODBCドライバ マネージャのライブラリへのパスを含むようにLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定します。例えば、ライブラリを/usr/local/libにインストールしている場合は、次のコマンドを実行して、現在のユーザー セッションのLD_LIBRARY_PATHを設定します。

export LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/usr/local/lib

永続的に環境変数を設定する方法については、Linuxシェルに関するマニュアルを参照してください。

トラブルシューティング

ドライバ マネージャのライブラリ ファイル名がデフォルトと異なる場合、エラー メッセージが表示されます。この問題を解決する手順は次のとおりです。
  1. ドライバ マネージャで使用するライブラリ ファイルの名前を確認します。
  2. テキスト エディタでteradata.teradataodbc.iniファイルを開きます。デフォルトでは、このファイルは[InstallDir]/libにあります。
  3. ファイルの末尾に次の行を追加します。[DMLibFile]には、ライブラリ ファイルの名前を指定します。
    ODBCInstLib=[DMLibFile]
  4. teradata.teradataodbc.iniファイルを保存します。