ネイティブLOBサポートを備えたODBCドライバに移行した場合に、アプリケーションの動作が移行前と異なることがあります。これは、LOBの使用に関係している可能性があります。
動作が異なる理由として2つの点が考えられます。
- アプリケーションが、使用可能な全データ型を問い合わせることができるというODBC機能に依存しており、その情報を使用してSQLを生成している。
- アプリケーションが、ODBCデータ型のSQL_LONGVARBINARYおよびSQL_LONGVARCHARを使用している。
全データ型について問合せるアプリケーションは、2つのデータ型(BLOBとCLOB)に関するデータを受信するようになります。場合によって、これが問題を起こすことがあります。SQLGetTypeInfoを参照してください。
SQL_LONGVARBINARYおよびSQL_LONGVARCHARを使用しているアプリケーションは、これらのデータ型のマッピングが変わったことが原因で、異なる動作をしている可能性があります。
アプリケーションが上記のいずれかに当てはまる場合は、UseNativeLOBSupport=Noと設定して、ネイティブLOB機能を無効にすることを検討してください。
ネイティブLOBサポートを設定するためのオプションは廃止予定です。詳細については、廃止されたSQL変換を参照してください。