Teradata ODBCドライバ バージョン16.20より、Unixプラットフォームにおいて、DataDirect Driver Managerに加えて、業界標準のiODBCドライバ マネージャとunixODBC Driver Managerもサポートされるようになりました。
ドライバ マネージャごとに、ODBCの規格内の挙動が異なることに注意してください。新しいTeradata ODBCドライバでは、上記のいずれのドライバ マネージャでも同じドライバを使用できます。新しいドライバはより多くのドライバ マネージャに対応しているため、特定のドライバ マネージャに合わせてアプリケーションやライブラリを構築しなおす必要はありません。こうしたドライバ マネージャのメリットの一部を以下に示します。
多くのアプリケーションは、iODBCやunixODBCなどの一般的なドライバ マネージャを使用します。
iODBCおよびunixODBCには、ドライバ マネージャの接続プーリングにより接続を再開できるというパフォーマンス上の利点があります。詳細については、各ドライバ マネージャのドキュメントを参照してください。
また、これらのドライバ マネージャはともに無料のオープン ソースであるため、非常に広く使われています。こうしたメリットから、Perl、Python、PHP、Rなどの言語を使用してTeradataに簡単に接続することができます。
これらの言語をODBCドライバに接続するためのツールは、一般に、unixODBC Driver ManagerまたはiODBCドライバ マネージャを念頭に置いて設計されていました。新しいTeradata ODBCドライバは、Teradata Databaseへのアクセスのために、わざわざDataDirect Driver Manager用に再構築する必要はありません。
PerlやPythonなどのサポート対象言語を使用して接続する方法の詳細については、Teradata Community(http://community.teradata.com)にアクセスし、ODBC PERLやODBC Pythonなどのキーワードを指定して、新しいTeradata ODBCドライバでPerlやPythonを使用する方法を検索してみてください。
iODBCドライバ マネージャとunixODBC Driver Managerのインストール方法および使用方法については、UNIX/Linuxシステムでの構成を参照してください。