セキュリティ コンテキストの期限切れ後に切断 - ODBC Driver for Teradata

ODBC Driver for Teradata® ユーザー ガイド

Product
ODBC Driver for Teradata
Release Number
16.20
Published
2018年10月
Language
日本語
Last Update
2019-02-12
dita:mapPath
ja-JP/fxv1527114222338.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/fxv1527114222338.ditaval
dita:id
B035-2526
Product Category
Teradata Tools and Utilities

Kerberosなどのセキュリティ メカニズムの場合、セキュリティ コンテキストの失効が規定されています。例えば、Kerberosのチケットは失効します。暗号化/復号化の最中に上記のような失効を検出したゲートウェイやクライアントは、すぐに仮想回路を閉じます。

セキュリティ コンテキストの期限切れおよびその結果の切断が生じるのは、Kerberos認証を使用しているWindowsクライアントとサーバーの場合だけです。

DSN設定で再接続が有効にされている場合、ドライバは元の接続処理の際に使用した信頼証明と同じ信頼証明を提示して再接続を試みます。ドライバが保留状態の要求を回復させようとしたり、アプリケーションに対して要求のステータスを示したりすることはありません。

セキュリティ コンテキストの失効によっても切断が起きる可能性があります。セキュリティ コンテキストの失効が発生しないようにするためには、コンテキストの存続期間が、要求を完了させるために十分長くなるようにすることを推奨します。