UNTIL_CLOSEDおよびUNTIL_CHANGEDは、期間が無期限、永久、または終了が指定されていない、および将来の不明な時間である場合に、テンポラル期間の終了境界を表わす、ある種の状況でTeradata Databaseによって理解される特殊用語です。この用語は、「システムのタイムスタンプまたは日付の最大値」を表わしています。
- UNTIL_CLOSEDは、system-time期間とともに使用し、TIMESTAMP '9999-12-31 23:59:59.999999+00:00'を表わしています。
- UNTIL_CHANGEDは、valid-time期間とともに使用します。この値は、valid-time列のデータ型と精度によって異なります。型がDATEの場合、UNTIL_CHANGEDは値DATE '9999-12-31'です。型がTIMESTAMPの場合、UNTIL_CHANGEDは値TIMESTAMP '9999-12-31 23:59:59.999999+00:00'で、valid-time開始および終了列に指定されたデータ型と一致する精度とタイムゾーンを持ちます。
これらの用語は現在のANSI規格に準拠していませんが、データベースでは、INSERTおよびANSI valid-timeテーブルの一部の問合わせでUNTIL_CHANGEDの使用をサポートしています。
次の4つの関数、またANSI規格の拡張機能は、データベースでANSIテンポラル テーブルの問合わせを実行するときにWHERE句で使用できます。
- IS NOT UNTIL_CLOSED
- IS UNTIL_CHANGED
- IS NOT UNTIL_CHANGED
これらの関数の詳細については、Teradata Vantage™ - SQLの日付/時刻関数と式、B035-1211およびTeradata Vantage™ - データ タイプおよびリテラル、B035-1143のPERIODデータ型の説明を参照してください。