目的
式の中で10進数のリテラル文字列を宣言します。
構文
- +, -
- 任意指定の符号。
- n
- 任意の有効な整数。
10進数リテラルの構成要素
10進数リテラルは、以下の構成要素で構成されます(左から右に)。
- 任意指定の符号
- 一連の数字(ない場合もある)
- 小数点(.)
- 任意指定の一連の数字
任意指定の符号に後続する場合を除いて、リテラル内にはスペース文字と復帰改行文字は使用できません。
10進数リテラルのデータ型
10進数リテラルには、次のデータ型があります。
- DECIMAL
- NUMERIC
位取りと精度
10進数リテラルの合計桁数で精度が決まり、小数点の右側の桁数で位取りが決まります。先行および後続のゼロもカウントに含まれます。精度は38を超えてはなりません。
INTEGER型の値範囲外の数値リテラルはDECIMAL(n,0)に割り当てられます。ここでnは、先行のゼロを除くリテラル内の桁数です。
例: 10進数リテラル
以下に、10進数リテラルの例を示します。
3.14159 253. -88.234 .29 2147483650
関連トピック
DECIMALデータ型の詳細は、DECIMAL/NUMERICデータ型を参照してください。