INTERVAL YEAR TO MONTHデータ型 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ データ タイプおよびリテラル

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
dita:mapPath
ja-JP/xnq1529717274657.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/xnq1529717274657.ditaval
dita:id
B035-1143
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

年数と月数で期間を定義する間隔値としてフィールドを識別します。

構文



precision
YEARに指定できる桁数の範囲。1~4。
デフォルトは2です。
attributes
適切なデータ型、列記憶、または列制約属性。
具体的な説明については、主なデータ型属性および記憶属性と制約属性を参照してください。

ANSI準拠

INTERVAL YEAR TO MONTHは、ANSI SQL:2011に準拠しています。

INTERVAL YEAR TO MONTHの内部表現

概念的にはINTERVAL YEAR TO MONTHは、以下の2つのフィールドから成るレコードです。

フィールド名 格納形式 全長
YEAR SMALLINT 4バイト
MONTH SMALLINT

INTERNAL YEAR TO MONTHの外部表現

INTERVAL YEAR TO MONTHタイプは、レコードおよび標識モードでCHARACTERデータとしてインポートおよびエクスポートされます。その際、クライアント文字セットが使用されます。

タイプ 形式
CHARACTER(precision + 4) '-y(precision)-mm'

INTERVAL YEAR(3) TO MONTHの値の例には' 013-11'があります。

値の範囲

INTERVAL YEAR TO MONTHの値の範囲は、以下のとおりです。

タイプと精度 最小値 最大値
INTERVAL YEAR(1) TO MONTH -'9-11' '9-11'
INTERVAL YEAR(2) TO MONTH -'99-11' '99-11'
INTERVAL YEAR(3) TO MONTH -'999-11' '999-11'
INTERVAL YEAR(4) TO MONTH -'9999-11' '9999-11'
秒間隔を除く間隔データ型に10進値は使用できません。

INTERVAL YEAR TO MONTHの暗黙の変換と明示的な変換

Teradata Databaseがある間隔データ型から他の間隔タイプへの暗黙の変換を実行する場合もあります。CASTを使用することにより、ある間隔タイプを他の間隔タイプに明示的に変換することもできます。

変換は同じINTERVALファミリーの範囲内でのみ可能です。例えば、YEARの間隔(INTERVAL)を月には変換できますが、日付や時刻には変換できません。

詳細については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「データ型の変換」を参照してください。

例: INTERVAL YEAR TO MONTHデータ型

以下の文は、INTERVAL YEAR TO MONTH列を含むテーブルを作成します。

CREATE TABLE TimeInfo
  (Id INTEGER
  ,Offset INTERVAL YEAR (4) TO MONTH);