TIMESTAMP WITH TIME ZONEデータ型 - Teradata Database - Teradata Vantage NewSQL Engine

Teradata Vantage™ データ タイプおよびリテラル

Product
Teradata Database
Teradata Vantage NewSQL Engine
Release Number
16.20
Published
2019年3月
Language
日本語
Last Update
2019-10-29
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ja-JP/xnq1529717274657.ditamap
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dita:id
B035-1143
Product Category
Software
Teradata Vantage

目的

システムに対して定義されたUTCからの変位と共にフィールドをTIMESTAMP値として識別します。

構文



fractional_seconds_precision
SECONDフィールドの小数部の有効桁数を表わす1桁の数字。
fractional_seconds_precisionの値の範囲は、0から6までです。
デフォルトの精度は6です。
attributes
適切なデータ型、列記憶、または列制約属性。
具体的な説明については、主なデータ型属性および記憶属性と制約属性を参照してください。

ANSI準拠

TIMESTAMP WITH TIME ZONEはANSI SQL:2011に準拠しています。

TIMESTAMP WITH TIME ZONEの内部表現

概念的にはTIMESTAMP WITH TIME ZONEは、グレゴリオ暦で正しく定義された8つの数値フィールドで構成されたレコードとして扱われます。

フィールド名 最小値 最大値 格納形式
SECOND 00.000000 61.999999

この値は、時計に追加できるうるう秒を考慮に入れます。

INTEGER(DECIMAL(8,6))
YEAR 0001 9999 SMALLINT
MONTH 01 12 BYTEINT
DAY 01 28、29、30、または31

(月と年に対応)

BYTEINT
HOUR 00 23 BYTEINT
MINUTE 00 59 BYTEINT
TIMEZONE_HOUR -12.59 +14.00 BYTEINT
TIMEZONE_MINUTE BYTEINT

レコードは数値フィールドで構成されていますが、数値として処理されません。

内部格納形式の長さは12バイトです。

TIMESTAMP WITH TIME ZONEの外部表現

TIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプは、レコードおよび標識モードでCHARACTERデータとしてインポートおよびエクスポートされます。その際、ANSI形式文字列とサイト定義のクライアント文字セットが使用されます。

fractional_seconds_precisionの値 タイプ 形式
0 CHAR(25) 'yyyy-mm-dd hh:mi:ss-hh:mi'

または

'yyyy-mm-dd hh:mi:ss+hh:mi'

n

nは通常1~6

CHAR(26+n) 'yyyy-mm-dd hh:mi:ss.ss…-hh:mi'

または

'yyyy-mm-dd hh:mi:ss.ss…+hh:mi'

次の表は、レコードおよび標識モードでTIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプをエクスポートする方法を示すものです。

fractional_seconds_precisionの値 長さ
6 32 '2000-01-01 11:37:58.123456+08:00'
0 25 '2000-01-01 11:37:58-08:00'

TIMESTAMP WITH TIME ZONEの形式

TIMESTAMP WITH TIME ZONE形式とその変更方法の詳細については、TIMEおよびTIMESTAMPの形式を参照してください。

TIMESTAMP WITH TIME ZONEの暗黙の変換と明示的な変換

割り当て中や比較中に、Teradata DatabaseはCHARACTERタイプからTIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプへの暗黙の変換を実行します。この変換は、CHARおよびVARCHARタイプでのみサポートされます。CLOBまたはCHAR/VARCHAR CHARACTER SET GRAPHICの文字データ型をTIMESTAMP WITH TIME ZONE.に変換することはできません。

Teradata DatabaseがTIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプからTIMEタイプおよびDATEタイプへの暗黙の変換を実行する場合もあります。ただし、TIMESTAMP WITH TIMEZONEからTIMEへの暗黙の変換は、比較ではサポートされていません。

CASTを使用することにより、明示的にCHARACTERタイプをTIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプに変換したり、TIMESTAMP WITH TIME ZONEタイプからTIMEまたはDATEタイプに変換することができます。

詳細については、<Teradata Vantage™ SQL関数、式、および述部、B035-1145>の「データ型の変換」を参照してください。