AppCenterには、2名のユーザーをともなう組み込みOpenLDAPが含まれており、コーポレートLDAPユーザーを追加する前にこれを使用してAppCenterを開始することができます。組み込みOpenLDAP構成はオプションであり、実働ではサポートされません。
コーポレートLDAP構成では、ユーザーが構成済みのLDAPドメインに参加している場合、ユーザーは各自の信頼証明を使用してAppCenterにログインし、AppCenterによって自動的にユーザーとして追加されます。
Teradata® AppCenterではコーポレートLDAPまたはLDAPSを構成できますが、この構成サービスを提供するTeradataプロフェッショナル サービスに所属するTeradata Center for Enterprise Securityチームと連携することを強くお勧めします。コーポレートLDAPセキュリティの考慮事項を参照し、Teradataプロフェッショナル サービスに問い合わせてください。
rootユーザーと管理者ユーザーは以下を実行できます。
- 既存の通常ユーザーを管理者ユーザーに昇格させる
- 既存の管理者ユーザーを通常ユーザーに降格させる
- 構成済みのLDAPドメインに参加しており管理者ユーザーとしてまだログインしていないユーザーをインポートする
rootユーザーまたは管理者ユーザーは、自身のアクセス権を変更できません。
組み込みOpenLDAPには、次の2名のユーザーが含まれます。
ユーザー名 | パスワード |
---|---|
user1 | user1 |
user2 | user2 |
rootユーザーは、user1が既にログインしている場合にはいずれかのユーザーを管理者に昇格させることができ、まだログインしていない場合にはいずれかのユーザーを管理者としてインポートすることができます。