TD_JSONSHREDテーブル演算子を使用すると、JSON文書内の配列のデータ コンテンツをTeradata Vantageデータベース テーブルの列にシュレッドできます。
利点
- TD_JSONSHREDを使用すると、JSON_TABLEテーブル演算子よりも、データ シュレッディングの速度が大幅に速くなる場合があります。
- JSON文書は、テーブル列のコンテンツとしてのTD_JSONSHREDへの入力になります。列は、JSON、CLOB、またはVARCHARのデータ型にできます。
- CLOBデータを含めることができる、シュレッディングされた出力データ列のデータ型を指定できます。
- 出力テーブルには、入力テーブルからの追加の列(JSONデータではない)を含めることができます。これらの列は、変更されずに出力テーブルに渡されます。
- JSON文書でシュレッディングされるJSONオブジェクトを識別するための文字列の一致は、オプションで大文字と小文字を区別しない場合があります。
考慮事項
- 元のJSON文書内の入れ子になった配列のコンテンツをシュレッドするには、TD_JSONSHREDへのネストされた呼び出しを使用する必要があります。
- TD_JSONSHREDは、JSONPath式をサポートしていません。
- TD_JSONSHREDは、JSON_TABLEテーブル演算子ほど多くの出力データ型をサポートしていません。
SQLの変更
- 新しいTD_JSONSHREDテーブル演算子。
追加情報
TD_JSONSHREDの詳細については、<Teradata Vantage™ - JSONデータ型、B035-1150>を参照してください。