最高のパフォーマンスを得るため、Teradataは各ノードに少なくとも推奨される最小のRAMを搭載することを推奨します。
リリース17.xxにアップグレードする場合、いくつかの要因により、一部のシステム、特に大規模なシステムで追加のメモリが必要になる場合があります。一般的なガイドラインに従ってください。ただし、メモリ要件はワークロードに依存するため、システムの実際のメモリ要件は異なる場合があります。
一般的なガイドライン
- SQL Engine 17.xxから最大の価値とパフォーマンスを引き出すため、Teradataはvprocごとに最低4GBのメモリを推奨しています。絶対最小要件は、AMP、PE、TVS、およびGTWを含むvprocごとに2GBのメモリです。
- 一部のSQL Engine機能では、ノードごとに512GBが必要です。例えば、Teradataインメモリ最適化の場合です。
- 消費される追加のメモリは、システムのサイズ、ノードあたりのAMP、AWT、および機能の使用に基づいています。
ノードごとに許可されるメモリの最大量は、データベースのリリース間で増加する可能性があります。プラットフォームの最大メモリ量を常に再確認してください。
このリリースは、推奨される最小RAMを搭載したシステムで実行できますが、システム構成および使用するSQL Engine機能によっては、パフォーマンスが最適でない場合があります。最適なメモリ構成を決定するには、以下も考慮に入れる必要があります。
- ワークロード
- メモリを消費する機能
- パフォーマンス要件
- メモリのコスト
メモリを消費する機能
- 1 MBのデータ ブロック
- 1 MB PERMと応答行
- 1 MBのフェーズ2
- 1 MBの応答バッファ
- 1 MBのスプール行
- 128Kの構文解析プログラム ツリー セグメント
- 3D地理空間
- アルゴリズム圧縮とブロック レベル圧縮
- 配列のINSERT
- 自動統計の機能強化
- AVRO DATASET
- BSONおよびUBSON
- カラムナ プライマリAMP/プライマリ インデックス
- Cylinder Read(シリンダ読み取り)
- Data Stream Architecture
- DBQL – パラメータの表示
- 拡張されたテーブル ヘッダー
- 拡張オブジェクトの命名
- 外部ストアド プロシージャ
- Geospatialデータ型
- 地理空間インデックス
- グローバルおよび固定データ(GLOP)
- インメモリの機能強化
- インメモリ最適化
- 結合/サブクエリーの制限の増加
- 増分計画および実行
- Javaストアド プロシージャ
- 結合インデックス、ハッシュ結合、ストアド プロシージャ、および128Kデータ ブロック
- JSONデータ型
- シリンダ読み取り付きの大型シリンダ
- 1 MBより大きい計画キャッシュ
- LOBおよびUDF
- ノードあたり20を超えるAMP/vproc (すべてのリリース)
- AMPあたり80を超えるAWT
- 複数のCOUNT DISTINCTパフォーマンス
- Native Object Store
- オンライン アーカイブ メモリの機能強化
- パラメータ化されたクエリー ログ
- 部分的なオンライン再構成
- PPIと複数値圧縮
- ビューのクエリー可能な列情報
- QueryGrid: Teradata Database-to-Hadoop
- スクリプト テーブル演算子
- スクリプトと言語サポート
- SLES 11
- SLES 12
- Ferret SHOWBLOCKSのSQLインターフェイス
- テーブル関数
- テンポラルDBSサポート
- Teradata Columnar
- Teradata Intelligent Memory
- Teradata Virtual Storage
- エンコーディング名
- 調整可能なUDFメモリ制限
- XML DBQLロギング
- XSLT_SHRED_BATCH