次の手順に従って、Data Moverコマンドライン インターフェースを他社製サーバー上のSolaris Sparc、IBM AIX、Ubuntu、Windowsシステム、およびLinuxにインストールする必要があります。これらのシステムにPUTを使用してコマンドライン インターフェースをインストールすることはできません。
システム上にすでにインストールされている場合は、再インストールする前にアンインストールする必要があります。1つのサーバーにインストールできるData Moverコマンドライン パッケージのバージョンは1つだけです。
手順1~4は、Windowsシステムへのインストールには適用されません。
Data MoverデーモンのメジャーおよびマイナーのバージョンとData Moverコマンド ライン インターフェースまたはData Moverポートレットのみが一致する必要があります。
- 全ユーザー用の環境変数JAVA_HOMEおよびPATHを更新するには、/etc/profileファイルの末尾に次のコード行を追加します。export JAVA_HOME={full path of java installation location}export PATH=$JAVA_HOME/bin:$PATH
- コマンドを実行:source /etc/profile
- JRE.1.8と出力されることを確認します。java -version
- ルート ユーザーの.profileファイルを開き、JAVA_HOME環境変数とPATH環境変数の値が/etc/profileで定義されているものと同じであることを確認します。値が異なる場合は、java -versionコマンドがインストール時、正しい出力をせず、インストールは失敗します。
- デフォルト値に加えたカスタマイズを保持する場合は、外部ディレクトリのプロパティ ファイルをコピーします。TDM_install_directory\CommandLine\commandline.properties
- システムに適合するソフトウェアを次のようにアンインストールし、アップグレードします。
オペレーティング システム アクション Linux (Teradata以外のサーバー) - コマンドラインでexport DM_INTERACTIVE_INSTALL=1と入力して、対話型インストールのための環境変数を設定します。
- コマンドラインで、以下を入力します。
gunzip DMCmdline__linux_i386.17.05.xx.xx.tar.gz
tar xvf DMCmdline__linux_i386.17.05.xx.xx.tar
cd DMCmdline.17.05*
rpm -Uvh DMCmdline__linux_noarch.17.05.xx.xx-1.rpm
- 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、Enterを押してデフォルト値を許可します。
- rpm -qa |grep DMCmdlineと入力して、インストールを確認します。
Solaris Sparc - コマンドラインでpkgrm DMCmdlineと入力して、アンインストールします。
- コマンドラインで以下を入力して、アップグレードします。
gunzip tdm-solaris__solaris_sparc.17.05.xx.xx.tar.gz
tar xvf tdm-solaris__solaris_sparc.17.05.xx.xx.tar
pkgadd -d 'pwd' DMCmdline
- 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、Enterを押してデフォルト値を許可します。
- pkginfo -l DMCmdlineと入力して、インストールを確認します。
IBM AIX - コマンドラインでinstallp -u DMCmdlineと入力して、アンインストールします。
- コマンドラインで以下を入力して、アップグレードします。
gunzip tdm-aix__aix_power.17.05.xx.xx.tar.gz
tar xvf tdm-aix__aix_power.17.05.xx.xx.tar
installp -acF -d ./DMCmdline DMCmdline
- 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、Enterを押してデフォルト値を許可します。
- lslpp -l "DM*"と入力して、インストールを確認します。
Windows - 既存のDMCmdlineソフトウェア パッケージをアンインストールするには、Teradata Data Moverコマンドライン インターフェースを選択して、削除を選択します。 に移動します。次に、
- メディア上のData Moverディレクトリをハード ドライブ上のフォルダにコピーします。
- DataMover/Windowsに移動して、tdm-windows__windows_i386.17.05.xx.xx.zipを解凍します。
- DISK1ディレクトリに移動して、setup.exeを実行します。
- 必要に応じてプロンプトに答えた後、適切な場合は、次へを押してデフォルト値を許可します。
- 完了したらインストールを選択します。
- に移動して、インストールを確認します。
Ubuntu - コマンドラインでdpkg -P dmcmdlineと入力して、アンインストールします。
- commandline.propertiesファイルは/opt/teradata/client/17.05/datamover/commandlineディレクトリ内にcommandline.properties.dpkgsaveとして格納されます。以下の警告は無視してかまいません。
Warning: while removing dmcmdline, directory /opt/teradata/client/17.05/datamover/commandline is not empty so not removed
- プロパティ ファイルを格納しない場合は、アンインストールの完了後に/opt/teradata/client/17.05/datamover/commandlineフォルダを削除できます。
- commandline.propertiesファイルは/opt/teradata/client/17.05/datamover/commandlineディレクトリ内にcommandline.properties.dpkgsaveとして格納されます。以下の警告は無視してかまいません。
- コマンドラインで、以下を入力します。
tar xzvf tdm-dm-ubuntu__ubuntu.17.05.xx.xx.tar.gz
cd DMCmdline.17.05.xx.xx
dpkg -i DMCmdline__ubuntu_all.17.05.xx.xx-1.debUbuntuの場合、-iはインストールとアップグレードの両方に使用します。 - dpkg -l |grep dmcmdlineと入力して、インストールを確認します。
- デフォルト値に加えたカスタマイズを保持する場合は、外部ディレクトリにコピーしたプロパティ ファイルの値を復元して、パッチによって提供された値を上書きします。TDM_install_directory\CommandLine\commandline.properties
- 次の例のように、デーモンと通信するためのData Mover RESTサーバーのURLを指定します。dm.rest.endpoint=https://dm_host:1443/datamover
dm.rest.endpointに使用されるhost:portの値がtdmrest.propertiesのaccept.host.listに含まれるようにしてください。
- 現在のセッションからログアウトし、再度ログインして、更新された環境を表示します。