構文解析ルーチンはリクエスト パーセルを検査して高レベルな構文を調べます。 エラーが検出されない場合、構文解析ルーチンによってリクエスト パーセルは、SynTreeまたはBlack Treeと呼ばれる構文解析ツリーに変換されます。 このプロセスが完了すると、構文解析プログラムはSynTreeをDPLコンポーネント(動的にパラメータ化されたリクエストを参照)、次に意味解釈ルーチンの順に渡します。
構文解析ツリーとは、データ ディクショナリおよび派生統計から引用された多様な記述および統計情報を使って簡単に注釈を付けることができる形式でリクエスト パーセルを表現するために、SQLの構文解析プログラムが使用するデータ構造体のことです。
解析ツリーを使用すると、クエリー リライトおよび最適化ルーチンで、リクエスト パーセルを比較的簡単に実行計画に変換することができます。