<Teradata Vantage™ - テンポラル テーブル サポート>では、特にテンポラル テーブルに関連する構文について説明します。必須ではない構文やテンポラル テーブルに固有ではない構文は、基本的にこのドキュメントには示されていません。その他の構文については、<Teradata Vantage™ - SQLデータ定義言語-構文規則および例、B035-1144>、<Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146>、および<Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語、B035-1149>を参照してください。
REVOKE [ GRANT OPTION FOR ] privilege_spec ON item { TO | FROM } user_spec [...] [;]
- privilege_spec
{ ALL [ PRIVILEGES ] | [ ALL BUT ] { NONTEMPORAL | privilege } [,...] | NONTEMPORAL | privilege }
- item
{ database_name | user_name | [ database_name. | user_name. ] { table_name | view_name } }
- user_spec
[ALL] user_name
- GRANT OPTION FOR
- 対応する明示権限を所有する指定の受領者の指定の権限から、GRANT付与権限のみを削除します。
- ALL [PRIVILEGES]
- すべての明示的に付与された権限を、指定のユーザーから取り消すよう指定します。これらの権限は、指定したオブジェクトに対して付与できる権限であり、REVOKEを実行するユーザーがWITH GRANT OPTION付きで明示的あるいは暗黙的に保持している権限です。
DBS制御ユーティリティのInclNTforGrntOrRevokAllフィールドがTRUEに設定されている場合、REVOKE ALLにはNONTEMPORAL権限が含まれます。そうでない場合、REVOKE ALLにNONTEMPORAL権限は含まれません。
- ALL BUT
- 権限リストで指定した権限を除き、すべての明示的なデータベース権限を、指定のユーザーから取り消します。これらの権限は、指定したオブジェクトに対して付与できる権限であり、REVOKE を実行するユーザーがWITH GRANT OPTION付きで明示的あるいは暗黙的に保持している権限です。
- NONTEMPORAL
- ユーザーがNONTEMPORAL接頭辞を使用して、table_nameまたはview_nameの、database_nameまたはuser_nameで指定されるtransaction-timeテーブルおよび二重テンポラル テーブルに対する非テンポラル操作を実行できないことを指定します。
NONTEMPORAL権限の詳細については、NONTEMPORAL権限を参照してください。
- privilege
- NONTEMPORAL以外の権限を指定します。
詳細は、<Teradata Vantage™ - SQLデータ制御言語、B035-1149>の「REVOKE」を参照してください。
- ON database_name
- transaction-timeテーブルか二重テンポラル テーブル、あるいは両方のテーブルを含む(または含む可能性のある)データベースの名前。
- ON user_name
- transaction-timeテーブルか二重テンポラル テーブル、あるいは両方のテーブルを含む(または含む可能性のある)ユーザーの名前。
- ON table_name
- 二重テンポラル テーブルまたはtransaction-timeテーブルの名前。
- ON view_name
- 二重テンポラル テーブルまたはtransaction-timeテーブルに作成された更新可能なビューの名前。
- TO [ALL] username
- FROM [ALL] username
- 受領者を特定する既存のデータベースまたはユーザーの名前を指定します。
ALLを指定すると、そのオブジェクト権限が、指定したデータベースまたはユーザー、およびそのデータベースまたはユーザーによって所有されるすべてのデータベースまたはユーザーから取り消されます。