目的
時間の経過によるvalue_expressionの集約があるSELECTリストを展開します。DESCRIBEには、完全並列関数と単一スレッド(VERBOSEを使用する場合)関数の両方が含まれます。
この関数の時系列バージョンを呼び出すには、GROUP BY TIME句を使用します。詳細は、GROUP BY TIME句を参照してください。
構文
構文要素
- VERBOSE
- 完全並列および単一スレッドの両方の関数が含まれます。
- ALL
- 計算の、重複を含むすべての非NULL value_expressions。
- DISTINCT
- value_expressionで指定された重複を計算から除外します。
- value_expression
- 連続する値に対して一連の集約関数が計算されるリテラルまたは列式。
value_expressionは、関数によって得られたビュー列に対する参照にはできません。また、順序付き分析関数や集約関数を含めることはできません。
戻り値
戻り値は、実際に呼び出される各集約関数によって定義されます。
結果の計算にはNULLは含められません。
DESCRIBE VERBOSEを展開すると、DISTINCTはMODEとともに使用されません。
次の関数は、DESCRIBEの結果セットに含まれています。
- MAX
- MIN
- AVERAGE
- STDDEV_SAMP
オプションのVERBOSEキーワードを使用する場合、集約の一覧には次のものも含まれます。
- MEDIAN
- MODE
- 25番目のPERCENTILE
- 50番目のPERCENTILE
- 75番目のPERCENTILE
VERBOSEで含まれる追加の集約は単一スレッドであり、さらに長い処理時間が必要です。PERCENTILEの計算では、線形プロセスを使用して、2つのデータ ポイント間にパーセンタイルがあるかどうかを判断します。VERBOSEには、異なる値を持つ重複行を返すMODEが含まれています。
HAVING句は、DESCRIBE関数の一部として含まれるすべての集約を参照します。
使用上の注意
DESCRIBEには以下の制限があります。
- これは、SELECTリストでのみ使用できます。
- 比較では使用できません。
- 別名にすることはできません。
- 関数に引数として使用することはできません。
value_expressionは数値データ型である必要があります。