初期化文字列 - Access Module

Teradata Tools and Utilities Access Moduleリファレンス

Product
Access Module
Release Number
16.20
Published
2018年4月
Language
日本語
Last Update
2018-09-07
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B035-2425
Product Category
Teradata Tools and Utilities

以下に、Teradata Access Module for Kafkaを使用してデータのロードとエクスポートを行なうための初期化文字列を示します。

初期化文字列は、空白で区切られた一連のキーワードと値のペアから構成されます。 各キーワードの前にはハイフンが付けられます。キーワードは大文字と小文字を区別する必要はありません。 値は整数または文字列です。

初期化文字列

構文要素 説明
-RWAIT Kafka Serverからのメッセージ エラーの終了を受信したときに、KAFKA AXSMODがデータの読み込みを待機する秒数です。

許容範囲: 1~600秒を入力するか、無制限の待機時間として-1を入力します。

キーワード-WAITは廃止されたので、-WAITの代わりに-RWAITを使用します。

-TRACELEVEL ログ ファイルにポストされる詳細レベルを設定し、次の条件に該当します。
  • 0 : Disabled - ロギングを実行しない。 これは、トレース レベルが指定されていない場合のデフォルトです。
  • 1: Events – Kafka Axsmodによってアプリケーションから受け取ったイベント/リクエスト。
  • 2: Info – インポートまたはエクスポートされたメッセージの長さとパフォーマンスに関連する情報を提供します。
  • 3: ALL – Teradata Access Module for Kafkaを介して渡されたデータの16進数のダンプを提供します。
-TOPIC Kafkaサーバーで保持されているトピックまたはフィードの名前を取得します。
-TIMEOUT Librdkafkaライブラリによって提供されるAPIのタイムアウト時間を設定します。デフォルト値は100msです。
-SYNCMODE このパラメータは、エクスポート シナリオで適用されます。-SYNCMODE=Yの場合、Kafka Axsmodは同期生産者になります。それ以外の場合は非同期生産者になります。
-SHOWP サーバーのプロパティを表示します。作業ディレクトリにpropsという名前のファイルが作成されます。propsファイルには、構成プロパティとその説明が含まれています。propsファイルに記載される構成プロパティは、Teradata Access Module for Kafkaの-CONFIGオプションを使用して設定できます。
-PARTITION メッセージ待ち行列はトピック下で管理され、パーティションと呼ばれます。このパラメータはパーティション番号を取ります。例えば、初期化文字列に-PARTITION 0が指定されている場合、Kafka Axsmodはパーティション0からのみ読み取ります。-PARTITION 0,1,2,3が指定されている場合、Kafka Axsmodはトピック下のパーティション0、パーティション1、パーティション2、パーティション3から読み取ります。

別の構文も使用できます。-PARTITION [0-3]を指定することで、トピック下のパーティション0、パーティション1、パーティション2、パーティション3から読み取るようにKafka Axsmodに命令することができます。

-MODE アプリケーションは、データ消費者またはデータ生産者になることができます。-MODEはアプリケーション カテゴリを指定します。次の2つの値を使用できます。
  • P – プロデューサを表わす
  • C – コンシューマを表わす
-CONFIG このパラメータを使用すると、サーバー側で構成プロパティを設定できます。例えば、初期化文字列に-CONFIG compression.codec=gzipが指定されている場合、エクスポート シナリオではgzipメッセージ圧縮が有効になり、インポート シナリオではgzip圧縮からのメッセージの圧縮解除が有効になります。
-BROKERS Kafkaは、1つまたは複数のサーバーのクラスタです。各サーバーはブローカーと呼ばれます。このパラメータは、リーダー ブローカーのbroker_ip_address:portを取ります。複数ブローカー環境では、","の分離記号を使用して複数のブローカーを指定できます。例えば、broker1_ip_address:port,broker2_ip_address:port,broker3_ip_address:portは-BROKERSキーワードの有効な値です。
-BLOCKSIZE データ転送操作のバイト数で示したブロック サイズ。nは1000バイトから16MBの間にできます。 block_sizeパラメータを指定しない場合、デフォルトでは1MBです。
-BATCHMODE このパラメータは、インポート シナリオに適用されます。-BATCHMODE=Yの場合、Kafka Axsmodはバッチでメッセージを取り出します。それ以外の場合は、すべての読み取りリクエストで単一のメッセージを取り出します。
-OFFSET_STORE_DIRECTORY この任意選択のパラメータは、コンシューマ モードでのみ適用できます。各パーティションでは、-OSDパラメータで指定されたディレクトリに<TopicName>-<PartitionNumberという名前のオフセット ファイルが作成されます。Kafka Axsmodが読み取る各パーティションの最後のオフセットは、対応するオフセット ファイルに書き込まれます。2番目のジョブにオフセット ファイルを指定できます。これにより、最初のジョブが中断したところで2番目のジョブが次のオフセットから読み込むことができます。