フル システム シード ワークフローには、次の機能があります。
- Teradata ARCユーティリティまたはDSAとEcosystem Managerのワークフローを使用して実行します。
- ターゲット システムを任意の場所(オンプレミス システム、プライベート/パブリック クラウド システム)で使用できます。
- ワークフローの生成、デプロイ、および実行をサポートするREST APIを提供します。
- Teradata Database 14.10以降をサポートしています。
機能ノート
- データのコピーは、Ecosystem Managerアプライアンスのインフラストラクチャと、ソースおよびターゲットTeradataシステムとEcosystem Managerアプライアンス間のネットワーク帯域幅に制限されています。
- ARCを使用するシステム シードは、全AMP ARCメイン コピーを必要とし、TARAサーバーを使用した複数ARCコピーをサポートしていません。ARCを使用する場合、TeradataMAPS機能のサポートは限られています。ARCは全AMPマップを使用する必要があります。ソース システムに全AMPマップではないマップがある場合、それらのマップはフル システム シードの一部としてコピーされません。
- DSAを使用するシステム シードは、TeradataのMAPS機能をサポートします。
- ロールバック オプションは、ユーザー データのみを削除します。システム シードからの完全復旧が必要な場合は、sysinitおよびdipallコマンドを実行して、ターゲット システムを元の状態に戻します。
ユース ケース
- 災害復旧のための新しいTeradataシステムまたは既存の空のTeradataシステムに、ディクショナリやデータを含むプライマリTeradataシステムをコピーする。
- オンデマンド分析とレポート作成のために、プライマリTeradataシステムをクラウドベースのインスタンスにコピーする。
- 初期ディクショナリのみをコピーする。
前提条件
次の前提条件は、ARCおよびDSAに適用されます。
- ソースとターゲットの両方のシステムは、Teradata Database 14.10以降でなければなりません。
- Teradataソース システムのバージョンは、Teradataターゲット システムのバージョン以降にすることはできません。例えば、ソース システムが16.20の場合、ターゲット システムは16.20以降である必要があります。
- ターゲット システムにユーザー データが含まれていてはなりません。
- ターゲット システムの場合は、dbcログオンのみを有効にします。
次のセクションの手順に従って、dbcログオンを有効にします。