Ecosystem Manager内でデーモンのグループを作成して、そのグループの状態を監視できます。デーモンの可用性を監視しながら、より的確にリソース割り当てを決定できます。
各デーモン グループは、複数のサーバーで発生するデーモンから成ります。デーモン グループ内のすべてのデーモンは、デーモンの実行可能ファイルと一致する必要があります。デーモンは、複数のデーモン グループの一部にすることはできません。
アクティブ | デーモンは、アクティブな状態で実行するように構成されており、実行中になっています。 |
スタンバイ | デーモンは、スタンバイ状態で実行するように構成されており、実行中です(場合によっては、デーモンはスタンバイに構成されていても、実行されていないことがあります)。 |
パッシブ | デーモンは、実行するように構成されておらず、実行中になっていません。 |
停止中(OOS) | デーモンは実行を停止しているか、または機能していません(実行中で、アクティブまたはスタンバイ状態になることが望ましい)。デーモンがOOSになっている場合は、問題があることがほとんどです。 |
デーモン グループには、アクティブ/アクティブまたはアクティブ/スタンバイのいずれかのHAパターンが割り当てられています。アクティビティ用に複数のデーモンを関連サーバーでアクティブにする場合は、アクティブ/アクティブを選択します。1台のサーバーのみをアクティビティ用に使用可能にして、必要な事態が生じるまで、完全冗長サーバーをパッシブ/スタンバイ状態で最新の状態に維持する場合は、アクティブ/スタンバイを選択します。例えば、Viewpoint postgresデータベースには常に、アクティブ/スタンバイ パターンが割り当てられます。 つまり、アクティビティは単一(アクティブ)データベースで更新され、完全なコピーはパッシブ(スタンバイ)データベースで維持されます。パッシブ データベースは、現在のアクティブ データベースが使用できなくなるとアクティブになります。
各HAパターンには、ユーザーが状態トランジションを選択して割り当て、状態変更制御スクリプトに実装する必要があります。状態変更制御スクリプトで設定した別の状態変更トランジションを選択することもできます。デーモン グループを追加する前に、状態変更制御スクリプトを設定します。
各デーモンのCPU、メモリ使用率、ハートビートを監視するために、アラートを作成することもできます。