ハードウェア、Teradataソフトウェア、および仮想化ソフトウェアの最小要件については、以下の表で説明します。 Server Management VMを構築する場合、有効なサイトIDが必要になります。 詳細については、Teradataのカスタマー サポートに問合わせてください。
コンポーネント | 最小要件(特に記載がない限り) | |
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Teradataライセンス | Teradataライセンスが必要で、このガイドではVantageのBase、Advanced、またはEnterprise Databaseライセンス層の構築に必要な情報を提供します。 一般的なライセンス情報については、<Teradata® Entitlement Management System(EMS) Customer User Guide>を参照してください。 インターネットにアクセスできるサイトの場合、https://slem.teradata.com/emsでTeradata EMSサーバーに接続するには、ポート443を開いておく必要があります。 |
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vCPU |
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メモリ |
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データベース ストレージ用のデータストア | パフォーマンスのために、RAID-1 LUNが推奨されます。 高可用性を実現するには、データストアをESXiホスト間で共有する必要があります。 プロダクション ワークロードについては、Teradataアカウントチームに連絡して、ストレージ ソリューションについてご相談ください。
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データストアのフォーマット | VMFS 5ファイル システム | |
テンプレート構築用のデータストア領域 | 各イメージ内のすべてのドライブの合計サイズ:
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RAID | RAID-1 LUNが推奨されます。 データベース ストレージに使用される12個の各データストアに排他的に使用される1個のLUN、およびVantageオペレーティング システム、Teradata Viewpoint、DSC、Teradata Ecosystem Manager、およびServer Managementの構築のために予約される13個目のデータストアの構成を提案します。 詳細については、物理ストレージに関する考慮事項を参照してください。 |
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サーバー | Dell PowerEdge R720xd/R730xd、またはHP Gen9、あるいは同様のシステム。 ハイパースレッディング(HT)を有効にする必要があります。 |
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ネットワーク |
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VMの構築サイズ |
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VMware ESXi | ESXi 5.5リリース2以降 | |
VMwareライセンス | 1つ以上の物理CPUに対するVMware vSphere 6.0の完全なライセンスまたはVMware vSphere Essentials 6.0ライセンス(CPUあたりのコア数は無制限) | |
VMware vCenter | vCenter 5.5リリース2以降 | |
VMware vSphere Client |
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VMware vSphere vSwitch |
すべてのvNodeが同じpNode内にある場合、物理アダプタをvSphere標準vSwitchに接続する必要はありません。物理アダプタがvSphere標準vSwitchに接続されている場合、正しく取り付けられていることを確認してください。 仮想スイッチの詳細については、ネットワークに関する考慮事項を参照してください。 |
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物理スイッチ | 物理スイッチはジャンボ フレーム(MTU 9000)をBYNETおよびTeradata DSCプライベート ネットワークに使用するために必要で、これがないとVantageの構成時にファイル転送の問題が発生します。 | |
PowerCLI |
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以下に、最小(2以上)のpNode構成の例を示します。
- CPU: 物理ノードごと合計32から48の各仮想コアに対し8から12の物理コアを持つ2つの物理CPU
- メモリ: 256 GB
- ネットワーク:
- BYNET: 冗長性をサポートする2つの10 GBネットワーク
- Server Management: CMIC接続用の2つの10 GB 1 GB個別(分離)の物理ネットワーク
- DSC: 10 GBの別のネットワーク
- ストレージ: RAID-1ペアを持つ各1.2TBの26個の内部ドライブ(13個のESXiデータストア)(1個はオペレーティング システム イメージ用、1個はオペレーティング システム インストール データストア用、12個はAdvanced SQL Engine用)。
外部ストレージを使用している、またはRAID-1を使用していない場合は、物理ストレージに関する考慮事項を参照してください。