DELETE (定位置形式) - Advanced SQL Engine - Teradata Database

Teradata Vantage™ - SQLストアド プロシージャおよび埋め込みSQL

Product
Advanced SQL Engine
Teradata Database
Release Number
17.10
Published
2021年7月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
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ja-JP/vqj1592443206677.ditamap
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ja-JP/wrg1590696035526.ditaval
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B035-1148
Product Category
Software
Teradata Vantage

更新可能カーソル呼び出しから、最後に取り出された行を削除します。

ANSI準拠

ANSI/ISO SQL:2011準拠。

この形式はTeradataセッション モードでは無効です。

必要な権限

そのテーブルに対するDELETE権限を持っていなければなりません。

ビューでデータを削除するための権限を付与する場合には、注意が必要です。ビューで行を削除するとき、ユーザーに見えないフィールド内のデータもまた削除されます。

呼び出し

実行可能形式。

ストアド プロシージャおよび埋め込みSQL。

構文

{ DELETE | DEL } FROM table_name WHERE CURRENT OF cursor_name

構文要素

table_name
削除する行が見つかったテーブルの名前。
cursor_name
削除する行の位置を示すために使用されるカーソルの名前。

使用上の注意

  • プリプロセッサTRANSACTまたは-trオプションがANSIに設定されている必要があります。
  • DELETE文でWHERE CURRENT OF句を指定すると、WHERE CURRENT OF cursor_nameで指定されたカーソルが現在指している行を操作できます。
  • WHERE CURRENT OF使用上の制限
    • cursor_nameは、有効な更新可能カーソルでなければなりません。
    • カーソルの現在行の複数更新や、カーソルの現在行の更新に続く削除は許されています。
    • table_nameは、更新可能カーソル リクエストでSELECTしたテーブルと同じでなければなりません。
    • 参照されるカーソルは、FETCH文を介して有効な行に配置しなければなりません。

例: カーソルによる行の削除

この例では、テーブルから削除するために使用されるカーソルの名前はX01です。

EXEC SQL
DELETE FROM customer
WHERE CURRENT OF x01;

関連情報

  • Teradata Vantage™ - SQLデータ操作言語、B035-1146