DBC.QryLogClientAttrVを使用して、リクエストごとにクライアントの属性を取得します。以前、DBC.DBQLogTblには、クライアントの属性に制限がありました。DBC.QryLogClientAttrVは、DBQLのデフォルトのロギングの下にログ記録されるクエリーに対してDBC.EventLogとDBC.DBQLogTblの間の一対多のリレーションを表わします。このビューを使用して、リクエストごとにクライアント属性の正確かつ豊富なセットを取得することをお勧めします。
ClientConfCipherSuiteおよびUnityConfCipherSuite
機密性の暗号スイートを表すASCII文字列。現在、これはTLS暗号スイートです(例: "TLS_AES_256_GCM_SHA384")。
ClientConfVersionおよびUnityConfVersion
機密性のバージョン番号を表すASCII文字列。現在、これはTLSバージョン番号です(例: "TLS 1.2")。
ClientConfType の可能値
値 | 説明 |
---|---|
C | TLSが暗号化に使用されています。クライアントは認証局チェーンを検証しましたが、Subject-Alternative-NameとCommon-Nameを無視しました。 |
E | 暗号化に使用されるTDGSS。アプリケーションには、セッション中にこれを変更するオプションがありません。 |
F | TLSが試行されましたが失敗しました。ENCRYPTDATAが指定されているため、フォールバックとして、暗号化にTDGSSが使用されます。 |
H | TLSが試行されましたが失敗しました。ENCRYPTDATAが指定されていないため、フォールバックとして、暗号化されていない状態に移行します。 |
O | TDGSSを使用して暗号化されているか、暗号化されていない場合があります。アプリケーションには、いつでもこれを変更するオプションがあります。ドライバ(ODBC、JDBCなど)はセッション内で暗号化のオンとオフを切り替えないため、これはCLIv2アプリケーションでのみ可能です。 |
R | TLSが暗号化に使用されています。サーバー証明書は無視されました。クライアントはサーバーのIDを検証しませんでした。 |
U | 暗号化されていません。アプリケーションには、セッション中にこれを変更するオプションがありません。 |
V | TLSが暗号化に使用されています。クライアントは、認証局チェーンとSubject-Alternative-NameまたはCommon-Nameを検証しました。 |
ProxyLogonの可能値
値 | 説明 |
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T | ユーザーがTD2を使用し別のUnity管理Vantageシステムによって正常にログオンしている場合、ProxyLogon列はUnityが既存の信頼証明を使用してそのユーザーをTD2セッションにログオンしたかどうかを示します。これが行なわれた場合、ProxyLogonはTに設定されます。 |
F | Falseは、TD2セッションが有効なパスワードを使用してログオンしたか、またはログオンを試みたことを示します。 |
ServerConfTypeの可能値
値 | 説明 |
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E | 暗号化に使用されるTDGSS。ポリシーによって強制されるか、クライアントによってアサートされます。 |
O | TDGSSを使用して暗号化されている可能性があります。または、クライアントのアサートに従うか、判別できないことが原因で暗号化されていない可能性があります。 |
T | TLSが暗号化に使用されています。 |
U | クライアント インターフェイスによってアサートされ、暗号化されていない。 |
ServerUnityConfTypeの可能値
値 | 説明 |
---|---|
E | 暗号化に使用されるTDGSS。ポリシーによって強制されるか、Unityによってアサートされます。 |
O | TDGSSを使用して暗号化されているか、暗号化されていない場合があります。ゲートウェイでは判別できません。 |
T | TLSが暗号化に使用されています。 |
U | Unityのアサートに従い、暗号化されていません。 |
UnityConfTypeの可能値
値 | 説明 |
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E | 暗号化に使用されるTDGSS。 |
F | TLSが試行されましたが、ハンドシェイクが失敗しました。フォールバックとして、暗号化にTDGSSを使用することを試行します。それ以外の点では「E」と同等です。 |
T | TLSが暗号化に使用されています。 |
U | 暗号化されていません。 |