Basic Teradata Query(BTEQ。“ビーティーク”と読む)はマルチプラットフォームの汎用コマンドライン クライアント ユーティリティで、高度なSQL Engineの1つ以上のインスタンスに対して構造化照会言語(SQL)リクエストをアドホックおよびバッチ送信できるようにします。通常、レポート生成と少量のデータのロード/ロード解除に使用されます。BTEQは、クエリー結果をフォーマットし、画面または1つ以上のファイルに返します。
BTEQの結果は、戻される行データ形式の指定を可能にするBTEQコマンドと組み合わせたTeradata SQLセマンティックのみに基づいています。他のベンダーのデータベースへのSQLの直接送信はサポートされていません。略語「SQL」は、このマニュアル全体で何度も使用されており、それぞれ「Teradata」という単語で修飾されている場合とされていない場合がありますが、常にTeradataのSQLのことを言っていると想定する必要があります。
このマニュアル全体で、「データベース」という単語は何度も使われていますが、コンテキストが実際にデータベース型オブジェクトの使用に関するものでない限り、SQLエンジンインスタンスをのみを介した高度なSQL Engineインスタンス、またはVantageとの対話を意味していると想定する必要があります。特に、「データベース」という表現は、SQL文の送信、結果行を表形式で表示するための応答の取得、およびエクスポートされるレコードの生成のためのログオンをサポートするCall-Level Interface(CLI)クライアント/サーバープロトコルに基づく使用シナリオを簡潔に記述するために使用されています。