ワークステーション接続システムでは、一連のコマンド ライン オプションがサポートされています。オプションの指定には、オプション名の直前にダッシュ文字を付けるフラグ構文を使用します。サポートされているコマンド ライン オプションは次のとおりです。
コマンド ライン オプションの使用
コマンド ラインでこれらのオプションやBTEQコマンドを指定する場合、まずコマンド ライン オプションを定義する必要があります。コマンド ライン オプションの使用例を次のテーブルに示します。
コマンド ライン オプション | 説明 |
---|---|
bteq | 対話モード。文字セットとI/OエンコードはデフォルトでASCIIに設定される |
bteq -c ASCII < script | ASCIIスクリプトを使用するバッチ モード。文字セットとI/OエンコードはASCIIになる |
bteq -c KANJISJIS_0S | Interactive mode:文字セットとI/OエンコードはKanjiShift-JISになる |
bteq -c UTF8 < script | UTF-8スクリプトを使用するバッチ モード。文字セットとI/OエンコードはUTF8になる |
bteq -ob -c UTF16 < script > out 2>&1 | UTF-16スクリプトを使用するバッチ モード。文字セットとI/OエンコーディングはUTF16になる1つのBOMが"out"ファイルの先頭に書き込まれる |
bteq -e UTF8 -c UTF16 < script | UTF-8スクリプトを使用するバッチ モード。文字セットはUTF16、I/OエンコードはUTF8になる |
bteq -e 62 -c 63 < script | UTF-16スクリプトを使用するバッチ モード。文字セットはUTF8、I/OエンコードはUTF16になる |
bteq -c utf16 -m | Interactive mode:文字セットはUTF16になり、I/Oエンコードはロケールに基づいて設定される |
bteq -c utf8 -m | Interactive mode:文字セットはUTF8になり、I/Oエンコードはロケールに基づいて設定される |
コマンド ラインの入力にフラグ オプションが含まれていない場合、入力はstdin/SYSINから入力された場合と同様に処理されます。これはワークステーションBTEQとメインフレームBTEQの両方に該当します。メインフレームBTEQの場合、コマンド ラインの入力はBTEQ STEPのJCL PARMパラメータに入れて渡すことができます。実行時オプションおよびプログラム引数を指定する場合は、次のIBM/Cルールに従う必要があります。
状況 | 形式 |
---|---|
実行時オプションのみが存在する場合 | run-time options/ |
プログラム引数のみが存在する場合
|
次のいずれかです。
|
実行時オプションとプログラム引数が両方存在する場合 | run-time options / program arguments |
例:
//BTEQ00 EXEC PGM=BTQMAIN,PARM='.RUN DDNAME RUNFILE'
(ログオン文字列に'/'が含まれるため、先行する'/'は必須です)
//BTEQ00 EXEC PGM=BTQMAIN,PARM='/.LOGON TDP0/MYDB,MYPW'