構文 - FastLoad

Teradata® FastLoad リファレンス

Product
FastLoad
Release Number
17.10
Published
2021年6月
Language
日本語
Last Update
2021-09-23
dita:mapPath
ja-JP/ruk1608578422758.ditamap
dita:ditavalPath
ja-JP/ruk1608578422758.ditaval
dita:id
B035-2411
Product Category
Teradata Tools and Utilities

NOTIFYコマンド構文図

次のような場合に当てはまります。

OFF
デフォルト。 イベントの通知機能は提供されません。
LOW
次の表の通知レベル「低」の列が"Yes"に指定されているイベントについて通知機能が実行されます。
MEDIUM
次の表の通知レベル「中」のカラムが"Yes"に指定されているイベントについて通知機能が実行されます。
HIGH
次の表の通知レベル「高」のカラムが"Yes"に指定されているイベントについて通知機能が実行されます。
EXIT
該当する時点でユーザー作成の出口モジュールが呼び出されます。
name
_dynamnというエントリ ポイントを持つユーザー提供のライブラリの名前です。
デフォルトのライブラリ名は次のとおりです。
  • libnotfyext.dll (Windows)
  • libnotfyext.so (UNIXプラットフォーム)
  • NOTFYEXT (z/OSプラットフォーム)
TEXT "string"
指定した出口ルーチンにTeradata FastLoadから引き渡す最大80文字までの文字列を指定します。
stringの指定は、二重引用符(")で囲む必要があります。
MSG "string"
Teradata FastLoadから以下の場所に出力する最大16文字までの文字列を指定します。
  • オペレータ コンソール(メインフレーム接続のz/OSクライアント システム)
  • システム ログまたはEventLogサービス(ワークステーション接続のUNIXまたはWindowsシステム)
stringの指定は、二重引用符で囲む必要があります。このサービスはWindows 98では利用できません。
QUEUE
待ち行列がENQまたはDEQによって操作されることを指定します。
詳細については、<使用上の注意>を参照してください。
このオプションはz/OS専用です。
option
次のいずれかです。
RNAMEでは、引用符で囲んだ文字列(最大255バイト)が定義されます。デフォルトはTRDUSERです。
SCOPEでは、以下のいずれかが定義されます。
  • JOBは、QUEUEがそのジョブ(すべてのジョブ ステップを含む)についてローカルであることを指定します。これがデフォルトです。
  • SYSTEMは、QUEUEが複合システム内のすべてのコンピュータに対してグローバルであることを指定します。
  • SYSTEMは、QUEUEが稼働中のコンピュータに対してグローバルであることを指定します。
NOBLOCKでは、ENQが何らかの理由でブロックする場合に、代わりにエラーを戻す必要があることを指定します。これはジョブの致命的エラーです。
デフォルトは暗黙指定のBLOCK(BLOCKキーワードを指定しない)です。これはENQがQUEUEを待機することを意味します。
EXIT64
該当する時点でユーザー作成の出口モジュールが呼び出されます。
EXITEON
該当する時点でユーザー作成の出口モジュールが呼び出されます。

次の表 に、通知を作成するイベントの一覧を示します。

通知が作成されるイベント
イベント 通知レベル 意味
初期化 Yes Yes Yes NOTIFYコマンドが正常に処理された。
ファイルまたはINMODのオープン No No Yes DEFINEコマンドが正常に処理された。
フェーズ1の開始 No Yes Yes INSERT文によって指定された挿入フェーズが開始された。
チェックポイント No No Yes 再始動ログ表にチェックポイント情報が書き込まれた。
フェーズ1の終了 No Yes Yes 挿入フェーズが終了した後、CHECKPOINT LOADING END要求が正常に完了した。
フェーズ2の開始 No Yes Yes END LOADINGコマンドがデータベースに送られる直前である。
フェーズ2の終了 No Yes Yes END LOADINGコマンドが正常に処理された。
エラー テーブル1 No No Yes SEL COUNT(*)リクエストが最初のエラー テーブルについて正常に完了した。
エラー テーブル2 No No Yes SEL COUNT(*)リクエストが2番目のエラー テーブルについて正常に完了した。
データベース再起動 No Yes Yes データベース またはCLIv2からのクラッシュ エラー
CLIv2エラー Yes Yes Yes CLIv2エラー
データベース エラー Yes Yes Yes FastLoadを終了させるデータベース エラー
終了 Yes Yes Yes FastExportの終了中