クラウド ステージング コピー サービス(CS2)は、Data Moverでパッケージ化されているRESTサービスです。クラウド ステージング コピー サービスは、クラウド ストレージによりソース システムからターゲット システムにデータをコピーする方法を提供します。このクラウド ストレージの名前がクラウド ステージング領域です。
DSAを使用してクラウド ブリッジが有効な状態でVantageシステムとの間でデータをコピーするか、またはVantage Cloud Lake Editionシステムとの間でデータをコピーするには、クラウド ステージング領域を必ず指定してください。それ以外の場合は、QueryGrid、TPT、またはJDBCを使用します。
現在、Data MoverはAWS S3クラウド ストレージのみをサポートします。
以下の2つの方法でクラウド ステージング領域を作成できます。
以下にクラウド ステージング領域の一般的な制限事項を示します。
- 1つのクラウド ステージング領域に、任意の1種類の構成(ユーザー定義またはクラウド ステージング コピー サービス定義)を含めることができます。クラウド ステージング領域ごとに異なる構成が可能ですが、構成は個々のクラウド ステージング領域内では統一されている必要があります。
- AWSアカウントはクラウド ステージング領域あたり1つに限られます。複数のクラウド ステージング領域で1つのAWSアカウントを共有することはできません。
- ソース/ターゲットのペアにソース/ターゲットのTeradataシステムを複製することはできません。
例えば、以下の構成が可能です。
"source_target_pairs": [ { "source_system": "sourceSystemA", "target_system": "targetSystemB" }, , { "source_system": "sourceSystemB", "target_system": "sourceSystemA" }ただし、以下の構成はできません。
"source_target_pairs": [ { "source_system": "sourceSystemA", "target_system": "targetSystemB" }, { "source_system": "sourceSystemC", "target_system": "sourceSystemD" }, { "source_system": "sourceSystemA", "target_system": "sourceSystemB" }