目的
DISPLAY NETWORK コマンドは、ネットワーク構成、およびそれに関連するゲートウェイについての情報を表示します。
構文規則
{ DISPLAY | DI } { NETWORK | NE } [ { LONG | LON } | host_no ]
- host_no
- ホスト グループ番号(10進数)。
- LONG
- 特定のネットワークについてのゲートウェイ統計を表示します。
使用上の注意
DISPLAY NETWORKコマンドのデフォルトの設定はショート形式のレポートであり、指定されたホスト グループ、またはTeradata Databaseの各ホスト グループの次の情報を示します。
- ホスト グループ番号(複数の場合もある)
- ホスト グループ上のセッションの合計数
- ホスト グループに割り当てられているゲートウェイの合計数
- ホスト グループに割り当てられているPEの合計数
- ホスト グループ上のアクティブなセッションの合計数
- ホスト グループ上の切断されたセッションの合計数
- ホスト グループ上の強制的にオフにされた(打ち切られた)セッションの合計数
- ホスト グループの各ゲートウェイに関する以下の情報
- ゲートウェイのvproc番号
- ゲートウェイvprocが実行されているノード。形式cabinetID-moduleID
- ゲートウェイに接続しているセッションの合計数
- ログオン情報(使用可能または使用不能)
- 追跡情報(使用可能または使用不能)
ロング形式の場合、ショート形式のレポートで表示されるネットワークの情報に加えて、ホスト グループ内の各PEに関する以下の情報が表示されます。
- PEのvproc番号
- PE vprocが実行されているノード。形式cabinetID-moduleID
- PEに接続しているセッションの合計数
特定のホスト グループ番号を要求するためにhost_noを使用する場合、ロング形式を要求することはできません。
例: ネットワークとゲートウェイの構成情報の表示
ネットワーク構成、およびそれに関連したゲートウェイに関する情報をショート形式で表示するには、以下を入力します。
di ne Host 2 has 0 session(s) over 1 GTW(s) and 1 PE(s) ( 0 Active / 0 Disconnected / 0 Forced) Gateway Node Sessions Logon Trace ------- ------ -------- -------- -------- 8193 001-02 0 Enable Disable Host 1 has 20 session(s) over 1 GTW(s) and 2 PE(s) ( 18 Active / 0 Disconnected / 2 Forced) Gateway Node Sessions Logon Trace ------- ------ -------- -------- -------- 8192 001-01 18 Enable Disable
例: ネットワークとゲートウェイの構成情報の表示(長い書式)
ネットワーク構成、およびそれに関連したゲートウェイに関する情報をロング形式で表示するには、以下を入力します。
di ne long Host 1 has 0 session(s) over 1 GTW(s) and 2 PE(s) ( 0 Active / 0 Disconnected / 0 Forced) PE Node Sessions ------- ------ -------- 30719 001-01 0 30718 001-01 0 Gateway Node Sessions Logon Trace ------- ------ -------- -------- -------- 22528 001-01 0 Enable Disable