Easy Loaderは拡張されたTPTコマンド ライン インターフェースであり、ユーザーはこれを使用して、フラット ファイルからTeradataテーブルへのデータのロード、Teradataテーブルから別のTeradataテーブルへのデータのロード、またはTeradataテーブルからフラット ファイルへのデータのアンロードを行なえます。
Easy Loaderのデフォルトの動作では、フラット ファイル データがTeradataテーブルにロードされますが、スクリプトを使用しない他の基本的なTPTのロード操作とアンロード操作にも対応するように拡張されています。
Easy Loaderは、UNIXに似たコマンド ライン オプションを受け付けるほか、TPTスクリプトとジョブ変数ファイルを内部的に生成します。生成後は、生成されたファイルを使用してTPTが実行されます。
Easy Loaderは、ユーザーがコマンド ラインを介して提供するジョブ変数と、ユーザーが要求するロード/アンロード ジョブのタイプに基づいて、ロード オペレータとアンロード オペレータを自動的に決定します。
tdloadコマンドには、完全自動と半自動の2つの動作モードがあります。完全自動モードの場合、tdloadはロード/アンロード ジョブに使用される最適なオペレータを自動的に決定します。半自動モードの場合、ユーザーはオペレータ テンプレートのジョブ変数を使用してProducerオペレータかConsumerオペレータ、またはその両方を選択します。また、Easy Loaderは、必須のジョブ変数をデフォルトに設定できるほか、提供されている汎用ジョブ変数をオペレータ固有のジョブ変数に変換できます。
現在サポートされているProducerオペレータとConsumerオペレータは次のとおりです。
- プロデューサ: DataConnectorプロデューサおよびエクスポート
- コンシューマ: DataConnectorコンシューマ、ロード、更新、ストリーム、およびInserter